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寒い秋の道東!天気と観光に適切な服装を解説します

一年でもっとも過ごしやすい秋の時期に、北海道を訪れて食や景色をゆっくりと楽しみたいと思う人は多いでしょう。

しかし、北海道では、紅葉が始まるとあっという間に季節が秋から冬へと変わり、とくに道東エリアは一瞬に感じるほど短いです。

北海道は広しなので、札幌と道東エリアでは気温も気候もまったく異なるので、道東エリアの秋を十分に堪能するなら、秋の気候を把握した上で旅行計画を立てるのが安心です。

道東の天気

道東観光の参考になるように、オホーツク海側の網走、内陸の北見、太平洋側の釧路それぞれについて、地域別の天気や服装を、月別に詳しくご紹介しているのでぜひ参考にしてください。

道東でこれらの都市以外に観光予定の場合は、太平洋側であれば釧路、オホーツク側であれば網走、内陸であれば北見と気候が近いと考えてください。

かなり詳細に解説していますので、秋の道東観光の参考にしてください。

9月の気温と天気、服装

9月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 18.6 16.8 16.2 16.5
日の最高気温(℃) 22.8 20.7 21.7 20.1
日の最低気温(℃) 14.8 13.4 11.3 12.9
合計降水量(㎜) 142.2 115.0 111.8 153.0
合計積雪量(㎝) 0
合計日照時間(時) 159.3 162.9 148.0 143.9

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

9月といえば本州はまだまだ残暑が厳しく暑い時期ですね。

9月の札幌も平均気温が18℃程度と過ごしやすい時期ですが、近年は上旬に厳しい残暑に見舞われ、半袖や半ズボンがちょうど良いと感じる日も少なくありません。

とはいえ、朝晩の冷え込みは中旬以降から強くなるので、インナーや長袖、薄手のカーディガン、パーカーなどを組み合わせて、体温調整のしやすい服装を心がけるとよいでしょう。

とくに定山渓などの山間部や郊外に出かけるときは、都心部よりも日中でも気温が下がるので、厚手の服装を意識してください。

また、札幌は一年で降水量が多い時期になり、台風の影響を受けると雨量が一気に増えるケースもあるので注意が必要です。天気予報に留意し、折り畳み傘やレインコートなどの準備をしておくと安心でしょう。

網走の気温と天気、服装

オホーツク海側に位置する網走は、湿気を多く含む太平洋や、季節風の影響を受けやすい日本海側とは違い、一年を通じて晴天が多い比較的温暖な気候になります。

北海道では秋の入口となる9月も、海水温は2ヶ月遅れで変わるため、暖かい海風などにより、緯度が高いながらも気温も札幌とはそこまで大きく変わりません。

ただし、オホーツク海高気圧が南下して太平洋高気圧との間に秋雨前線が活発になると、長雨が続いたり、台風が秋雨前線を刺激してまとまった雨が降ることもあります。

また、札幌と同じような気温とはいえ、都市部では地下歩行空間など、雨風をしのげる場所が建物が多い札幌に対し、網走ではそのような場所は少なく、天気の影響を受けやすいので天気に対応した服装を用意しましょう。

9月は半袖をメインで考えるよりも、長袖を着て行動して暑かったら腕まくりをするかアウターを羽織る、アウターは防風・防水性能のあるウィンドブレーカーなどを選ぶと安心です

また、夏日、真夏日予報の日を除いて、ミニスカートやハーフパンツ、サンダルといった夏の服装は避けたほうが無難です。

網走では、9月中旬から下旬になると、能取湖のサンゴソウが紅葉し見ごろを迎え、多くの観光客でにぎわいます。この頃の平均気温は15℃以下と、東京の11月~12月の気温まで下がります。

とくに、朝日や夕日に染まるサンゴソウを見に行く場合は、日中よりも気温が下がるため、セーターやダウンジャケットなどを用意するようにしましょう。

北見の気温と天気、服装

網走と同じオホーツク海側でも、内陸にある北見は盆地ならではの特徴があります。

北見はとにかく日中と朝晩の寒暖差が大きいです。

9月は上旬から下旬まで、一日の最高気温と最低気温の差が7℃前後で推移する札幌に対し、北見では上旬でもすでに10℃ほどの差があります。

下旬になると最低気温が10℃を下回る日がでてくるので、服装は暑さと寒さの両方に対応できるよう、半袖と合わせて長袖やセーター、厚手のパーカーなどを持ち歩くようにするとよいでしょう。

一方、降水量が少なく、日照率(太陽の直射日光が地表にあたっている時間を、日の出から日の入りまでの時間で割ったもの)が北海道内で上位の北見は、紫外線の影響を受けやすい地域でもあります。

日陰となる場所が札幌などの都市部と比べると少ないので、気温が低くても日焼け止めを塗る、帽子や手袋などで肌を保護する、サングラスで目を守るといった面での服装を考えることも大切です。

釧路の気温と天気、服装

秋の釧路は夏よりは晴天が多いものの、グズつきやすく気温も低いのが特徴です。

9月の平均気温が15℃前後と、北海道一冷涼といわれる場所であるにも関わらず、ほかの道東エリアの地域とさほど変わりません。

ただし、降水量は多く、一年でもっとも雨が降る時期になります。1日に100mm以上の大雨が降る年も珍しくないので、傘やレインコート、ブーツなど防水対策を講じた服装を考える必要があるでしょう。

また、太平洋に面した地域柄、海風が吹きやすく、実際の気温よりも体感温度が低く感じられるため、特に下旬の服装は長袖と考えるとよいでしょう。

ちなみに、釧路市民は20℃を超えると暑いと感じる人が多く、日中は半袖の人もいます。

本州から遊びに行くときに「9月は暑いから防寒は気にしなくてもよい」といわれても、暑さの感覚が違うと認識して半袖プラス長袖やカーディガン、ウィンドブレーカーなどのアウターは必ず持参するようにしましょう。

とくに釧路湿原散策や山間部でのキャンプ、内陸部の阿寒湖へ行く予定がある場合は、朝晩の冷え込みが強いため、冬物のコートや厚手のセーターなどを用意しておくことをおすすめします。

2023年は9月は釧路は暑かったですが、天気予報を見て、しっかりと対策をしましょう。

10月の気温と天気、服装

10月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 12.1 10.9 9.5 11.0
日の最高気温(℃) 16.4 15.0 15.5 15.1
日の最低気温(℃) 8.0 7.0 3.9 6.1
合計降水量(㎜) 109.9 88.2 77.2 112.7
合計積雪量(㎝) 1 0 0
合計日照時間(時) 145.9 157.4 153.8 177.0

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

本州では紅葉は11月がベストシーズンですが、北海道では本州より一足早く、10月に紅葉のベストシーズンを迎えます。

札幌も中心部の大通公園や「札幌の奥座敷」と呼ばれる南区にある定山渓温泉の紅葉が見ごろとなります。

夏の気配を残していた9月に比べて、札幌の10月は冬が間近に迫り、とくに下旬は初雪が降ることも

とはいえ、中心部の町歩きが観光のメインの場合は、トレンチコートや薄手のダウンジャケットにストールで風を避け、スカートの場合はストッキングやタイツを履くと十分に寒さをカバーできます。

地下街や建物内は暖房が入ると暑くなるので、脱ぎ着が楽な服装がよいでしょう。

郊外や山間部では冬物のコートやマフラー、手袋などが必要です。

網走・釧路の気温と天気、服装

海沿いに位置する網走、釧路はどちらも晴れの日が多く、観光に適した時期になりますが、平均気温は9月と比べて5℃下がり、最高気温も15℃ほどと東京の11~12月に相当します

とくに下旬は冬の寒さとなるので、ダウンや冬物のコートにセーターは必須で、ボトムスは裏起毛の暖かいものを選ぶと安心です

網走は北海道の北側に位置していますが、雪が多く降る地域ではなく、例年10月下旬に初雪が観測されても積もりません。

また、釧路は元々、北海道内でも積雪の少ないところのため、どちらもスノーブーツなど雪対策用の靴を用意する必要はありません。

ただし、気象庁が気温を観測するのは地上から1m50㎝高いところのため、足元はとくに冷えやすいので注意しましょう。足首がしっかり隠れるスノーブーツは防寒対策に役立ちます。

なお、例年10月~11月になると、通称「雪虫」と呼ばれる白い綿毛のようなものを身にまとった虫が発生します。

雪虫

北海道では「雪虫」が飛ぶと数日中に初雪が降るとされ、雪を告げる妖精や使者といわれています。

聞く分にはロマンティックにも思えますが、「雪虫」はひとかたまりで飛んでいるのが多いので、歩いているとアウターや髪などにたくさん付着してしまうことがあります。

そのため、「雪虫」対策として、ナイロンなど滑りやすい素材の帽子やアウターを着用するのもよいでしょう。

北見の気温と天気、服装

北見は盆地なので他のエリアとは異なる気候ですこの時期もっとも気温が下がるのが北見です。

市内や平地では雪は積もりませんが、車で峠越えを予定している人は路面凍結対策のため、スタッドレスタイヤへの履き替えを行うタイミングになります。

寒さの耐性がついている北海道民であっても、平均気温が10℃前後になると日中でもストーブをつけるので、北海道外からやってくる場合は真冬並みの寒さに感じるでしょう。

インナーはヒートテックなど保温効果のあるものを選び、長袖のシャツにセーター、アウターを重ね着して寒さに備えましょう。ボトムスの下も同様に、ヒートテックやレギンスなどを履いて、しっかりと防寒対策をするべきです。

また、雪は積もらなくても、最低気温が3℃以下になると路面の水が凍って滑りやすくなるので、滑りにくい冬用の靴(ゴム底のもの)を選ぶようにしてください。

11月の気温と天気、服装

11月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 5.2 4.0 2.4 4.7
日の最高気温(℃) 8.7 7.6 7.6 8.9
日の最低気温(℃) 1.6 0.4 -2.6 -0.3
合計降水量(㎜) 113.8 58.1 40.3 64.7
合計積雪量(㎝) 14 6 16 3
合計日照時間(時) 99.1 121.2 126.8 167.6

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

気象庁では11月を秋として予報などに用いていますが、気温を見てもらえばわかるかと思いますが北海道の11月は冬です

札幌では月の半分は雪または雨が降る天気が続き、まとまった雪が降って道路や町を白一色に染めてしまうこともあります。

しかし、寒さに強い北海道民は、11月でも秋物のコートにニットといった軽装で過ごす人も少なくありません。

最高気温は10℃に届かないものの、日中の都心部を、地下街を利用して移動するのであれば、北海道の建物は気密性が高く、暖房が効いてとても暑いので、しっかりと冬物を着込む必要はないでしょう。

外を行き来するのであれば、秋物コート+ニットにインナーダウンや長袖Tシャツなどの重ね着、手袋やマフラー、ストールの合わせ技で対応できます(正直、札幌は建物も多いのでなんとかなります)

ただし、夜間に外を出歩く場合や山間部などに行くのであれば、ダウンや厚手のコート、セーター、防寒用のボトムス、厚手の手袋やマフラーは必要です。

靴は上旬であれば冬物の必要はありませんが、下旬は市街地でも積雪する可能性があるのでスノーブーツなどを用意しておきましょう。

網走・北見・釧路の気温と天気、服装

11月の道東は天気がよくなりますが、その分気温が一気に下がり寒くなります。

札幌圏を含む道央エリアや函館などの道南エリアに比べて、道東エリアは冷え込みが強くなるのが早く、11月になると最低気温がマイナスを記録する日も出てきます!

2023年11月釧路の天気

2023年11月釧路の天気。赤丸がマイナス気温の日

北海道の東に位置する釧路は、この時期は日の入りが早く、暗くなると一層冷え込みが厳しくなり、寒さに耐性のある北海道民でも、ダウンや厚手のコートなど冬物の服装になります。

とくに沿岸部は海風が冷たいので、ニット帽子やマフラー、手袋など、肌の露出を避けるようにしてください。

北見を始め、標茶町や川湯、阿寒などの内陸では、網走や釧路よりもさらに5℃前後気温が低くなります。インナーは保温性の高いものを選び、トップスだけではなくボトムスの下にもヒートテックなどを着るとよいでしょう。

ストッキングを穿く場合は、より保温性のあるタイツがおすすめですが、ストッキングやタイツはつま先の締め付けによって血行不良が起き、冷えを誘発する可能性があるので、防寒対策としてはつま先のないレギンスと靴下の組み合わせのほうが優秀です。

また、この時期はそこまで積雪量はありませんが、朝晩の冷え込みで凍った路面が日中に溶けて滑りやすくなるので、雪の有無に関係なくスノーブーツなど冬物の靴がおすすめです。

底がゴム製だと滑りにくくなり、防水・撥水加工がしてあるタイプがおすすめです。

なお、この時期の道東エリアの内陸部では、晴れが多い分、放射冷却現象により一層冷え込みが強くなるので注意してください。

放射冷却現象とは、地面から熱が逃げて空気が冷えることをいいます。

身近なケースで例えると、熱いお湯を張った浴槽を蓋で閉じると、蓋によってお湯は温かさを維持できますが、蓋がないとお湯はどんどん熱を失い、お湯は冷めてしまいますよね。

これと同じようなことが地上で起こると、夜から朝にかけて曇りや雨の場合、空が雲で覆われているので雲がお風呂の蓋替わりとなり、地面の熱が空へと逃げられず、地上付近の冷え込みは弱くなります。

一方で晴れて風が弱い天気では、雲がないので地面の熱が空へと逃げやすくなり、冷え込みが強くなります。

北海道民は、この時期は冷たい雨や雪の日よりも、晴れた日のほうが寒いことを経験で知っていますが、北海道外にお住まいの方は、天気予報を見て「風がなくて晴れだから絶好の観光日和」と考えてしまうかもしれません。

服装選びを間違えてしまうと大変なことになってしまうので、秋から冬にかけては晴れて風が弱い日ほど、外は寒くなると覚えておくとよいでしょう。

まとめ

道東の秋は特に10月以降は冬の気配を感じます。

とはいえ真冬ほどは寒くなく雪も少なく、この時期は天気もいいので、しっかりと防寒対策をすれば観光を楽しめます。

室内や日差しが強い日は暑く感じるかもしれないので、脱ぎ着しやすい服装を用意しましょう!

まだまだ寒い春の道東エリア天気と服装で気をつけるべきことを在住者が解説

呼人探鳥遊歩道

近年の温暖化により北海道も暖かくなってきているようです。

とはいえ、春になると本州だと夏日になることも珍しくなくなっていますが、道東の春はまだまだ寒いので服装には注意が必要です。

特に北海道は夏の時期よりも、冬や春の時期のほうが本州との温度差が生じやすくなります。

とくに道東エリアは北海道内でも冷涼な地域のため、春に北海道旅行を計画している場合は注意が必要です。

ぽかぽか陽気に誘われたつもりでやって来ると、冬に逆戻りした気持ちになってしまうかもしれません(私もいつ春が来るんだろう?とずっと思っていました…)

道東の主要都市である釧路、網走、北見と札幌を比較して、月別の地域ごとの気温や湿度、降水量を掲載しています。

道東エリアの各地域と札幌との気候の比較や、服装選びのコツをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

道東の天気

道東でこれらの都市以外に観光予定の場合は、太平洋側であれば釧路、オホーツク側であれば網走、内陸であれば北見と気候が近いと考えてください。

かなり詳細に解説していますので、春に道東エリアを訪れるときは、ぜひ参考にしてください。

3月の気温と天気、服装

3月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 1.1 -1.3 -1.9 -0.4
日の最高気温(℃) 4.5 2.3 3.3 3.3
日の最低気温(℃) -2.4 -4.9 -7.6 -4.2
合計降水量(㎜) 77.6 39.3 35.1 55.9
合計積雪量(㎝) 74 52 81 31
合計日照時間(時) 144.7 172.4 157.6 200.8

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

本州の多くの地域では梅や桜が咲き始め、春の訪れを感じる3月ですが、北海道にはまだ雪が残り、とても春と呼べる気温や気候ではありません。

この時期の東京の平均最高気温は14℃ほどなので、北海道内の地域と比べると10℃~12℃ほど気温に差があります。

そのため、3月に北海道へ行くときは、道東に限らず春ではなく冬のコーディネートが必須となります。

アウターにダウンジャケットや冬物の厚手のコートを着用している道民は少なくありません。長時間外を歩く場合は、マフラーや手袋の用意をしておくとよいでしょう。

ただし、3月の札幌は気温や天気が読みにくい面もあり、2021年には3月史上最高となる17.1℃を記録したかと思えば、2024年は最低気温がマイナス5℃以下の気温が一週間続きました。積雪量も中旬で0㎝となった年もあれば、平年の1.5倍も降った年も。

この時期の気温や天気の乱高下は、道民も体調を崩しやすくなるほどです。

なので、寒さに備えてインナーダウンを用意したり、暑さ対策に脱ぎ着しやすい服装を心がけることが大切です。

網走の気温と天気、服装

道東エリアのオホーツク海側の網走は「3月のドカ雪」に注意しましょう。湿った空気を多く含んだ爆弾低気圧が発生しやすい時期のため、ずっしりと重い雪が一晩で一気に降り、交通機関が麻痺してしまうことがあります。

猛吹雪になると体感温度が下がるので、天気が荒れる予報がされるときは、札幌の服装にプラスして上下ヒートテックのインナー、厚手のセーター、裏起毛のボトムスなど、冬の終わりではなく真冬を想定した服装がよいでしょう。天気予報を見て雪の予報があるかどうか確認してください。

また、吹雪のときは無理に外出しないという選択も大切です。

靴は天気に関係なく、長靴またはスノーブーツがおすすめです。ムートンブーツは保温性はあるものの、雪解け水を吸って濡れてしまうので、防水性を重視したタイプを選ぶようにしてください。

北見の気温と天気、服装

同じオホーツク海側でも、内陸にある北見は寒さがより厳しくなります。

網走の真冬用の服装をベースに、イヤーマフやネックウォーマー、帽子などで肌の露出を極力避けてください。足元はスノーブーツを選び、寒さ対策として靴用のカイロを準備しておくとよいでしょう。

屋外のアクティビティに参加する場合は、スノーウェアーなど防寒性に優れたものを選んでください。

暖かそうという理由でボトムスにデニム(ジーンズ)を選ぶ人がいますが、デニムは保温性が低いため寒い時期にはおすすめしません。北見は雪も多いので、雪で濡れたデニムがマイナスの気温で凍ると体温が奪われてしまいます。

釧路の気温と天気、服装

同じ道東エリアでも、太平洋側の釧路は北見のように積雪は多くありません。

オホーツク海側と同様に低気圧の影響を受けやすいものの、ドカ雪の心配は網走ほどありませんが、風が強く吹き、体感温度がぐっと下がります。

服装は保温性のあるインナーにトレーナーやフリースなどを重ね、さらにアウターは厚手のダウンやコート、ボトムスは保温性だけではなく、風を通しにくい素材を選ぶようにしましょう。

湿原など野外へ出かけるときは足元がぬかるむので、長靴やブーツがおすすめです。

4月の気温と天気、服装

4月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 7.3 4.5 5.1 4.0
日の最高気温(℃) 11.7 9.1 11.1 8.0
日の最低気温(℃) 3.4 0.6 -0.6 0.7
合計降水量(㎜) 54.6 51.2 45.0 79.4
合計積雪量(㎝) 6 15 26 7
合計日照時間(時) 175.8 178.6 165.5 182.2

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

4月になるとフクジュウソウや水芭蕉、フキノトウなど春を訪れる花が咲き始めます。

4月の札幌の気温は東京の1~2月並みですが、札幌の街中ではダウンや冬物のコートを着ている道民は少なくなります。

防寒性に優れた素材(ナイロンなど)のアウターに、中はパーカーやフリース、ヒートテックなどの防寒インナーなどを重ね着するなどして寒さ対策を行っている人が多いです。

下旬に近づくにつれ気温が上がり、ようやく春の訪れを感じるように。

長袖のシャツやカットソーに春物のアウターの組み合わせでも過ごせるようになりますが、朝晩は冷えやすいので、山間部など郊外へ向かう場合はインナーを着込むか、厚手のアウターを一枚用意するとよいでしょう。

 

網走・北見の気温と天気、服装

道東エリアの網走や北見は、札幌と比べて朝晩の気温差が大きいので、同じような気温でも寒さをより感じやすくなります。

とくに北海道外から訪れる場合は、上旬から中旬くらいまではダウンや冬物のコートを持っていくとよいでしょう。野外の観光が多いのであれば、さらにストールや手袋があると安心です。

中旬以降は雪解けが一気に進み、靴をブーツから夏物のスニーカーに変えても大丈夫になりますが、地面からの底冷えがあるので、厚手の靴下を履くことをおすすめします。

また、最近は温暖化により減ったものの、4月はいきなりまとまった雪が降り、昨日までアスファルトが見えていた道路が再び雪に覆われてしまうこともあります。

北海道内でも比較的温暖な札幌や函館などでは、4月中旬には冬用のスタッドレスタイヤを夏用タイヤに交換する人が多いですが、道東では5月のGW明けに行う人が多いのもその理由。

旅行バッグに靴を何足も持っていくのは大変という場合は、冬物の靴を選んでおくとよいでしょう。

なお、この時期は歩く際の「泥はね」に注意してください。

日中気温が上がると雪が溶け道路がびちゃびちゃになります。道がきちんと舗装されていない場所では水たまりになることもあります。

雪が溶けてシャーベット状態になったところを歩くと、ズボンやスカートの裾やふくらはぎ側に泥水が飛んでしまうため、白いボトムスだと汚れが目立ってしまいます。

雪解けシーズンに北海道を訪れるときは、ボトムスは汚れが目立たない色または汚れてもいいものがおすすめです。

釧路の気温と天気、服装

太平洋沿岸にある釧路の4月は、風が強く、実際の気温以上に寒さを感じやすいです。

さらに、北海道付近で低気圧が発達すると、気温は低下し、横殴りの雨や雪の悪天候に見舞われる可能性が少なくありません。

4月でもダウンやヒートテック、手袋、ニット帽子など基本的には冬用の服装で問題ありません。首元の風除けにハイネックを選ぶのもおすすめです。

平地であれば雪は少ないので、雪を避けるという理由ではスノーブーツまでは必要ありませんが、雨の日が増えてくるので、雨予報であれば撥水性の高い靴を選ぶか、防水スプレーを吹きかけておくとよいでしょう。

また、網走や北見と同様に、雪解けによる泥はねには注意が必要なので、汚れてもいいボトムスや靴を用意しておくことをおすすめします。

5月の気温と天気、服装

5月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 13.0 9.8 11.2 8.6
日の最高気温(℃) 17.9 14.6 17.8 12.6
日の最低気温(℃) 9.0 5.8 5.2 5.4
合計降水量(㎜) 55.5 64.1 56.2 115.7
合計積雪量(㎝) 1 1 0
合計日照時間(時) 200.4 187.1 174.9 177.5

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

5月に入ると、北海道にもようやく遅い春が訪れ、日によっては「暑いな」と感じる日もあります。

鹿児島から北上した桜前線がいよいよ北海道にも到達し、上旬から中旬にかけて各地で美しいピンク色の花を咲かせます。

札幌は天気が安定している時期で、衣替えを行う人が多くなります。道民でも「さすがにもう冬物は着ないだろう」とクリーニングに出し、たんすやクローゼットは春物や夏物に変わります。

服装はインナーに長袖のシャツ、カーディガンや薄手のジャケットでOKになりますが、ボトムスに半ズボンやミニスカートを選んでしまうのはやや早計です。

とくに下旬からは「リラ冷え」と呼ばれる気温の低下に注意が必要になります。いわゆる寒の戻りで、本州では「花冷え」と呼ばれるもの。

リラとはライラックのことで、5月は札幌市内のあちこちにライラックが綺麗に咲き誇るのですが、思いがけず急に寒い日が続くこともあります。スプリングコートやパーカーなど、羽織り物を持ち歩くのがよいでしょう。

網走の気温と天気、服装

オホーツク海側の網走でも、気温が上昇して春らしくなり夏日も何日かあります。

20度を超えるような日は、晴れていると暑さも感じ半袖でも問題なく過ごせます。

そのため、日中の観光であれば薄着でも大丈夫ですが、最低気温は5℃前後と朝晩は冷えます

朝早くの観光や夜まで観光にでかけるのであれば、セーターやコートを持っていくと安心です。

また、海からの冷たい風が吹くと気温がぐんと下がりますが、反対にフェーン現象によって30℃以上の真夏日になることもあります。日によって暑かったり寒かったりがとても激しいのは、この時期のオホーツク海側地域の風物詩。

服装は天気予報を見てフレキシブルに対応できるようにしましょう

北見の気温と天気、服装

同じオホーツク海側でも、北見は晴れる日が多く、気温もそこまで高くないため、比較的過ごしやすい時期ではあるのですが、フェーン現象により30℃の真夏日を超える日もあります。

2019年5月26日には年間を通じて観測史上最高となる38.1℃を記録したものの、当日の最低気温は11.8℃と、1日で25℃以上の気温差というとても極端な例もありました。

ここまでの気温差が生じるのは稀ですが、北見など内陸は盆地ならではの気候により、朝晩の寒暖差が大きい地域なのは間違いないので、旅行中の天気予報で夏日が続いていても、必ず長袖は持っていくようにしてください

さらに、この時期の北見は、周期的な低気圧の通過などにより、風に悩まされやすいです。

帽子を被るときは吹き飛ばないようにあご紐などがあるタイプを選ぶか、一体型のパーカーにする、コートやジャケットは前でボタンやチャックがしっかりと閉められるものを選ぶのがよいでしょう。

釧路の気温と天気、服装

5月の釧路はまだまだ肌寒いと考えてもらってもいいでしょう。

北海道に辿り着いた桜前線が、もっとも遅くに到達するのが最東端にある根室で、例年5月の上旬に満開を迎えます。

最北端の稚内のほうが寒いので桜の開花が遅いと想像する人は多いですが、この時期は道北よりも道東のほうが気温が低いため、根室の隣の釧路にも最後のほうに桜の便りが届きます。

釧路の気温は札幌と比べて5℃ほど、東京とは10℃近く低いです。

東京ではゴールデンウィークくらいから夏日が出現し、暑い日が続きますが、釧路の5月の平均気温は8.6度まだまだ肌寒い日が続きます。

そして、桜の時期といっても曇りや雨の日が多く日中でも冷えるので、セーターやフリースに、ダウンジャケットやウィンドブレーカーなどの防水性・防風性の高いアウターを組み合わせるとよいでしょう。

夜はとくに冷えるので、阿寒湖に行ったり釧路湿原でカヌー下りなどをする予定がある場合は、インナーを着用し、セーターやフリースの上に冬物のコートに手袋、マフラーを持参するなど、防寒対策をしっかりと行ってください。

まとめ

道東の春の気候と服装についてご理解いただけましたでしょうか。

同じ北海道とはいえ、札幌とも全く気候が違い、道東でもこれだけの違いがあるので服装選びは悩ましいものです。

日中の気温が低く見えても日が出てるとかなり暖かく感じるのもこの地域の特徴かなと思います。

春は暑さと寒さの両方を体験する時期ですが、寒さの度合いは東京などとは大きく違うので、とくに4月や5月に道東旅行をするのであればしっかりと防寒をするようにしましょう。

春だからこそ行きたいスポットを以下の記事でまとめていますので、こちらのぜひ道東旅行の参考にしてみてくださいね!

【保存版】春に行くべき道東の観光スポットとおすすめイベントを全力で紹介!

夏でも涼しい!道東エリア天気と服装で気をつけるべきことを在住者が解説

避暑地として観光客に人気の北海道ですが、近年は本州や沖縄並みに気温が高い日も少なくありません。

とくに、札幌や小樽、函館といった主要観光地は、北海道内でも暑いエリアに該当するので、「北海道はもう避暑地ではない」とがっかりしてしまうことも。

2023年の猛暑では道内でも内陸部では35度を超える日も…。

一方で、広い北海道はエリアによって気候は異なり、とくに道東エリアは今でも北海道らしい夏が過ごせます。

そのため、道東エリア以外を訪れた人からの「北海道は暑いから軽装で大丈夫」といったアドバイスを真に受けて服装を考えてしまうと、現地では寒さに悩むことになるかもしれません

とはいえ非常に広い道東は地域によって気候が異なります。

ここでは、道東の主要都市である釧路、網走、北見と札幌を比較して、月別の地域ごとの気温や湿度、降水量を掲載しています。道東エリアの各地域と札幌との気候の比較や、服装選びのコツをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

道東の天気

これらの都市以外に観光予定の場合は、太平洋側であれば釧路、オホーツク側であれば網走、内陸であれば北見と気候が近いと考えてください。

6月の気温と天気、服装

6月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 17.0 13.5 15.4 12.2
日の最高気温(℃) 21.8 17.7 21.3 15.8
日の最低気温(℃) 13.4 10.2 10.3 9.5
合計降水量(㎜) 60.4 68.1 66.2 114.2
相対湿度の平均(%) 72 80 記載なし 87
合計日照時間(時) 180.0 172.2 157.2 126.8

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

本州以南は本格的な夏の暑さの前に梅雨入りとなる6月。

札幌は暑くも寒くもない快適な気温と、一年でもっとも雨が少ない時期にあたるため、観光に訪れるなら絶好のタイミングとなります。

日中は25℃くらいまで上がる日もあり暑くなります。しかし、朝晩は気温が下がるので、一枚で一日を過ごすのではなく、半袖のトップスやTシャツをベースとして、寒さ対策に長袖のジャケットやカーディガンを持ち歩くとよいでしょう。

道東は6月は天気がグズつきやすく、寒かったり暑かったりする忙しい月です。

道東エリアの中でも上(北)に位置する北見は、緯度の高さからなんとなく寒いイメージを持たれますが、実際には内陸で盆地のため、夏は気温が高くなりやすい地域です。データ上でもほぼ札幌と同じなので、基本的には札幌と似た服装で過ごせます。

ただし、北見は地理的要因などから、気温の乱高下が激しい地域でもあるので要注意です。2018年の6月を例にすると、一週間以内に最高気温が30℃を超える日があるかと思うと、10℃に届かない日があったりと、ジェットコースターのような変わり様です。

北見の天気

2018年6月の北見の気温

過去に峠で雪が降ったこともあるので、服装は半袖から長袖、生地は薄手から厚手まで、臨機応変に対応できるように準備するのがよいでしょう。

とくに山間部に出かける場合は、念のために重ね着ができるものや厚めのアウターを持参するようにしてください。

これに対し、網走や釧路の沿岸部は札幌や北見に比べて気温が低く、最高気温が20℃に到達しない日も珍しくないのが一般的です。

釧路の天気

2023年6月の釧路の天気

2023年6月の網走の天気

2023年6月の網走の天気

見ていただければわかりますが、オホーツク側の網走のほうが晴れが多く気温も高いです。ですが、朝晩は冷えるので寒さ対策は必須です。

寒さ対策としてアウターを持ち歩くのは同じでも、ウィンドブレーカーやマウンテンパーカーなど風を通しにくい素材を選び、インナーは半袖よりも長袖がおすすめです。

とくに釧路は、晴れの日が少なく、暑がりの人以外は半袖で過ごせるのは稀。

霧が出やすく降水量も多いので、気温以上に肌寒さを感じます。10~15℃の気温は東京では2~4月に該当するので、6月といっても夏ではなく晩冬や初春をイメージして半袖の上に羽織るものを用意しておくと安心です(とはいってもダウンのような厚手のものは必要ありません)。

また、北海道には梅雨がないといわれていますが、6月中旬くらいになると冷涼湿潤のオホーツク海高気圧が張り出して、オホーツク海側や太平洋側はぐずついたすっきりしない天気が続きます

札幌ではあまり見られない天気なのですが、オホーツク海側や太平洋側に住んでいる方はこれを「蝦夷梅雨」と呼ぶこともあります。

そのため、朝は晴れていても日中に小雨や霧に見舞われることが少なくないので、足元はサンダルやミュールのような肌を露出するタイプよりも、スニーカーなどしっかりと覆われたものを選ぶのがよいでしょう。

折り畳み傘を持ち歩くのもおすすめです。

7月の気温と天気、おすすめの服装

7月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 21.1 17.6 19.1 16.1
日の最高気温(℃) 25.4 21.4 24.6 19.6
日の最低気温(℃) 17.9 14.6 14.7 13.6
合計降水量(㎜) 90.7 85.8 94.5 120.3
相対湿度の平均(%) 75 82 記載なし 88
合計日照時間(時) 168.0 167.6 153.4 118.9

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

7月に入ると、札幌でも最高気温が25℃を超える日が多くなり、30℃以上の真夏日となることも少なくありません。都市部は半袖に半ズボンやミニスカート、サンダルなど身軽な服装で歩く人が増えてきますが、日焼けや室内のエアコン冷えを避けるために薄手の長袖シャツを着ている人もいます。

内陸の北見も、フェーン現象などにより30℃を超える日があり、直近では2021年、2023年に35℃を超える猛暑日を記録するなど、北海道内でも厳しい暑さに見舞われやすい地域になります。

なので「北海道の夏は涼しい」というイメージが先行しすぎて必要以上に着込んでしまうと、熱中症の危険が高まるので注意してください。外出時はサングラスや帽子などで日光を遮るようにしましょう。

また、最高気温が30℃を超えても、最低気温が11℃近くまで下がるなど、1日の寒暖差がとても激しいのも内陸性の北見の特徴。さらに北海道では稀な熱帯夜(夜間の最低気温が25℃を下回らない)も北見ではたびたび起こっており、服装は暑さ・寒さともに対策が必要な地域といえるでしょう。

面倒でも、体温調節ができるように薄手の半袖から厚手の長袖、上着までしっかりと用意するようにしてください。

同じオホーツク海側でも沿岸の網走は7月でもそこまで暑くならず、雨量も多くないので過ごしやすいです。

流氷の町だから夏も寒いと思われがちですが、北海道内では年間を通して比較的気候は穏やかな地域です。とはいえ、日中は半袖で過ごせる陽気でも、日が陰ると一気に寒くなるので、カーディガンやジャケットの持参は必須になります。

釧路は気温が夏日(25℃)を超える日は少なく、酷暑が深刻な話題となった2023年も、30℃を超えた日は一日もありませんでした…!

2023年7月の釧路の天気

2023年7月の釧路の天気

ただ、気温を見ると一見涼しそうと思うかもしれませんが、霧が発生し湿度が高い釧路は25度を超えるだけで非常に暑く感じます。また、冷房がない施設も多いので、猛暑の年だと思っているよりも暑く感じると思っておきましょう(多くの旅行者が「普通に暑かった」と言ってました)。

2023年は異常な年ですが、例年だと平均気温が15℃前後なので、場合によっては半袖ではやや肌寒く感じる人もいるかもしれません。

とくに海に近いところでは風が強く、体感温度はさらに下がります。室内でも寒さを感じ、7月にもかかわらずストーブを点けることがあるのが釧路の気候の特徴でもあります。

そのため、通常は夏でもアウターは必須と考え、必ず持ち歩くようにしましょう。20℃を超えると半袖でも過ごせますが、北海道外からお越しの場合は、長袖長ズボン、もしくは半袖に羽織れるものを基本的な服装と考えておくのがよいでしょう。

釧路からアクセスしやすい阿寒湖や摩周湖は内陸のため、釧路よりも気温が高いことが多く、夏は暑いです。

釧路湿原のカヌー下りなど自然体験型のツアーや、自転車でサイクリングなどのアクティビティを予定している場合は、薄手のインナーを重ね着して気温に応じて脱ぎ着できるようにしておくのがおすすめです。

特に早朝からのツアーを参加する場合は、冷え込むことが想定されます。

カヌー

また、日除けとしてキャップやハット、サングラスもあると望ましいです。

そして、カヌーやトレッキングなどに参加する場合は思った以上に靴が汚れる可能性があるので、汚れてもいい、できれば防水の靴を用意することをおすすめします。持っていなければワークマンなどのもので十分です。

トレッキングシューズ

アウトドアを楽しむのであれば、白のスニーカーやヒールは避けましょう。

8月の気温と天気、おすすめの服装

8月の各都市の気温や降水量は以下の通りです。

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) 22.3 19.6 20.2 18.2
日の最高気温(℃) 26.4 23.3 25.4 21.5
日の最低気温(℃) 19.1 16.6 15.9 15.7
合計降水量(㎜) 126.8 115.3 128.9 142.3
相対湿度の平均(%) 75 81 記載なし 87
合計日照時間(時) 168.1 163.9 148.5 117.6

参考:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平均値を表示

8月の札幌は1年でもっとも暑い時期です。

北海道の短い夏を謳歌すべく、道民でもポロシャツやノースリーブ、ワンピースなど軽装かつ、風を通しやすい素材を着用する人がよく見られるようになります。

25℃の夏日や30℃の真夏日を記録する日もあり、2023年の札幌は観測史上初の36.3℃を記録しています。

しかし、そんな中釧路や根室といった太平洋側の気温は低く、網走も暑いものの札幌ほどではありません。

2023年8月23日の北海道の天気

2023年8月23日の北海道の天気

一方北見では、37.1℃と札幌よりも高い気温となりました。

当然ながら日中は半袖、半ズボンでも暑いくらいで汗もかきやすくなるので、吸水性・速乾性に優れた素材や、襟や袖が開いていて風通しのよいものを選ぶのがよいでしょう。

ただし、夜間は20℃を超えないことが多いため、遅くまで外出する場合や山間部へ行くときは、8月といっても上に羽織るものが必要になります。北見に関しては、猛暑と冷涼の両方を想定した服装の準備が大切といえます。

一方で、北海道一冷涼な地域である釧路では、8月でも長袖は必須です。

あったほうがいいかも?ではなく、必ず長袖の羽織り物を用意するのがよいでしょう。冗談に聞こえるかもしれませんが、本州でもとくに暑い地域に住んでいる人が8月に釧路に来ると、あまりの寒さにフリースを着込むことがあるほどです。

エアコン普及率を見ても、北海道は42%と全国最低となっていますが、釧路は5%と北海道の中でも飛び抜けて普及していません。それだけ夏が暑くないことを示唆しています(近年は暑くなっているようですが…)

網走は北見よりも暑くならず、釧路よりも寒くならないので、道東エリアでは比較的落ち着いた気温といえるでしょう。日中に半袖半ズボンがやや肌寒いと感じる場合は、七分袖のボトムスに風通しの良い薄手の長袖でも過ごしやすいです。

北海道は「お盆を過ぎると秋になる」といわれ、8月中旬から下旬にかけては厳しい暑さが収まり、30℃を超える日は少なくなります。

網走や釧路では札幌、北見よりもさらに短い夏を実感するでしょう。お盆を過ぎると雨量も多く、肌寒さから、季節が夏から秋へと移り変わるのを感じ始めます。

そのため、8月上旬から中旬までは夏の装い、下旬は秋の装いを意識して服装を選ぶのがよいでしょう。

なお、北海道は湿度が低いから、夏はカラッとしていて過ごしやすいといわれますが、実は湿度は札幌のほうが東京よりも高いです。湿度が高いのにジメジメしていない理由は、気温が低いからなのですが、道東エリアのホテルやペンションなどの宿泊施設では、エアコンが全室完備されていないところが少なくありません。

夜間は、日中に熱せられた壁が発する温かい空気によって室内が蒸し暑くなり、窓を開けるだけでは寝苦しさを感じるかもしれません。出歩く服装だけではなく、夜寝るときの服装としてパジャマは半袖・半ズボン、長袖・長ズボンの両方を用意しておくと安心です。

そして、アウトドアを楽しむ方は7月の服装でも触れましたが、汚れてもいい靴や日除けを用意するようにしましょう。

まとめ

道東の夏の気候と服装についてご理解いただけましたでしょうか。

同じ北海道とはいえ、札幌とも全く気候が違い、道東でもこれだけの違いがあるので服装選びは悩ましいものです。

基本的には夏は日中であれば半袖でも大丈夫ですが、天気が悪くなった場合や風が強くなると一気に冷え込むのが本州との違いかなと思いました(東京とかだと風が吹いても熱風ですしね)。

そのため、荷物はかさばりますが、寒いよりはマシなのでアウターはしっかりと用意しておきましょう。

そして、せっかく道東に来るのであれば自然やアクティビティも体験しておきたいところです。

そうした場合は、日除けや靴も街歩き用ではなく、できればアウトドアに適したものがあるとベターです。

夏だからこそ行きたいスポットを以下の記事でまとめていますので、こちらのぜひ道東旅行の参考にしてみてくださいね!

本物の夏の道東を楽しむ!自然・グルメ・アクティビティを詳しく紹介します

冬の道東観光前にチェック!冬の天気と気を付けるべき服装を在住者が解説

スノーブーツ

北海道の冬は当然寒く、観光の際にはそれに応じた服装が必要です。

しかし北海道は、南側の一部の沿岸地域を除いて亜寒帯気候に属するため、全域が冷涼低湿の気候ですが、冬の時期の寒さの「質」は、区分けされる4つのエリア(道南・道央・道北・道東)によって異なります。

なかでも、道東エリアは面積31,017㎡と4つのエリアでもっとも広く、オホーツク海に面した網走、網走より内陸の北見、太平洋側の釧路では、地域によって異なった気候や風土があります

道東の天気

数字ではその広さがよくわからないという人は、道東エリアは鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県を合わせた中国地方に匹敵する面積といわれれば、どれほどのスケールなのか実感できるのではないでしょうか?

北海道観光の定番の札幌や函館とは全く天気や気温が違うので、冬に道東エリアへ旅行などで出向くときには、行く先の天気に合わせた服装が必須です。

以下に、札幌と比較しながら、網走・北見・釧路の月別の地域ごとの気温や積雪量を掲載しています。

北海道の代表的な都市である札幌の気候と比較しながら、冬の道東エリアの服装選びについて解説しますので参考にしてみてください。

これらの地域に行く場合は、目的地が太平洋沿いなのか、オホーツク側なのか、内陸エリアなのかでそれぞれ釧路、網走、北見の天気や服装を参考にするとわかりやすいです(とはいえ道東は広く場所によって微妙に違うので、参考程度にしていただきしっかり防寒をしていただければ大丈夫です)。

12月の気温と天気、服装

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) -0.9 -2.4 -5.1 -1.9
日の最高気温(℃) 2.0 0.7 0.0 2.5
日の最低気温(℃) -4.0 -6.0 -10.8 -7.0
合計積雪量(㎝) 113 71 92 26
最深積雪(㎝) 47 29 39 17
雪日数(日) 27.8 24.1 記載なし 12.6

参照:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平年値を表示

札幌市は、12月に入ると本格的な冬のシーズンが到来し、都心部でも積雪になります。

北海道全域に積雪量が多いイメージがあるのは、「北海道最大の都市である札幌でこんなに雪が積もっているのだから、ここよりも地方に行けばもっと雪が降っているのだろう」という思い込みが関係しているかもしれませんね。

しかし実際には、札幌は北海道の中でもとくに積雪量が多い地域であり、上記の表でもわかるようにほかの地域は札幌ほど雪は積もりません。

冬の道東エリアは基本的に天気のいい晴天が多く、たまに雪が降ると考えておくといいでしょう。

釧路の天気

2023年12月の釧路の天気

思ったよりも雪が少ないことに驚いたのではないでしょうか?

また気温が低く感じると思いますが、日中は日が照っているので気温ほどは寒くは感じません。

太平洋側の「釧路」は、12月上旬くらいまでは雪が降っても根雪(降り積もった雪が長期間消えずに残っている状態)にはなりません。積もり始めるのは例年、中旬を過ぎたあたりからで、それでもいきなり足元が埋もれるほど深く積もることはほとんどありません。

一方で、日陰などでは、溶けた雪が凍って雪道以上に滑りやすくなるアイスバーンが出現します。

アイスバーン

なので、12月に釧路に出かけるなら、雪対策よりも凍結路面の対策を考えた靴がおすすめです。やわらかいゴム底の靴を選ぶと、凍結路面に底がくっついて滑りにくくなります。

12月だとそれほど寒くはありませんが、網走や釧路のような海岸の街は、海風が強く体感気温が下がるので非常に寒さを感じやすくなります。

アウターは厚手のダウンジャケットや冬物のコートを着用し、手袋や帽子、マフラーなどで肌が直接、外気に触れないようにしてください。ダウンジャケットやコートは頭や耳を守るためフード付きのほうが、風避けや雪避けに重宝します。

内陸側の「北見」は盆地のため気温の寒暖差が激しく、朝晩の冷え込みが厳しくなります。

網走や釧路と同様に防寒対策を意識した服装に加えて、こちらは積雪量も多いので、足元はスノーブーツなど、足首の上まで覆うタイプを選ぶようにしてください。丈の短い靴で歩くと雪が入りやすくなります。

スノーブーツ

これくらいの丈があれば道東はとりあえず安心です

ただし、12月は札幌ほどではないにせよ、道東でもどこも雪は降るため、よほど整備された道しか歩かないという場合を除きスニーカーなど足首が出る靴はおすすめしません。

1月の気温と天気、おすすめの服装

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) -3.4 -5.1 -8.0 -4.8
日の最高気温(℃) -0.4 -2.2 -2.6 -0.2
日の最低気温(℃) -6.4 -8.9 -14.2 -9.8
合計積雪量(㎝) 137 90 109 32
最深積雪(㎝) 76 46 65 23
雪日数(日) 29.1 27.0 記載なし 14.3

参照:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平年値を表示

曇りや雪の日が多い札幌と比べて、1月の道東エリアは12月と同様に「道東晴れ」と称される空気の澄んだ晴れの日が多い時期になります晴れてはいますが気温は低く、本格的な冬の到来を感じる時期です。

空気が乾燥しているため、雪が降っても水分を含んでおらずさらさらとしているので、アウターがびしょびしょになるほど濡れてしまうのは稀です。

それでも、アウターが濡れてしまうのが気になる場合は、お手持ちのアウターに撥水加工を行うとよいでしょう。

元々表面がツルツルとした素材であれば、ドカ雪が降らない限りは歩いているだけで勝手に滑り落ちていくので、アウター選びに悩んだときはお役立てください。

おしゃれにこだわらず、とにかく防寒・防水を一番に考えるなら、スキーウェアやスノーボードウェアの着用もよいでしょう。

スキーウェア

スキーやスノボをやらない人はこうした服は持っていないかもしれませんが、ユニクロやワークマンで防風機能のあるダウンを用意すれば十分でしょう。

なお、北海道の建物は非常に気密性が高く、冬は暖房が効いているのでとても暑くなります。

外と室内を行き来するのであれば、アウターやスキーウェアの下は重ね着をして、必要に応じて脱着できるようにすることもポイントです。

防寒対策になる重ね着のポイントとして、肌に直接触れる下着やインナーは綿素材よりも、吸水性や速乾性に優れたポリエステルや、ヒートテックなどの発熱素材がおすすめです。

綿は速乾性がないので汗が乾きにくくなり、体を冷やす原因となります。

インナーの上には、空気の層を作って保温効果を高めてくれるフリースやセーター、インナーダウンジャケットを重ねます。アウターは12月と同様にダウンジャケットや冬物のコートで構いませんが、やや大きめのサイズを選ぶと空気の層ができて温かさを保ちやすくなります。

そして、防寒対策と並んで気を付けたいのが、足元の準備です。

1月はどこも朝晩は特に路面がツルツルになるアイスバーンに要注意です。

アイスバーン

これだけ凍っているとスニーカーや革靴は非常に危険で、確実に転倒します。

靴底に金具やピンがついているものや、ワンタッチで滑り止めがつけられる商品がありますが、凍結路面や室内では金具部分がかえって滑りやすくなることがあります。

北海道では近年、ガラス繊維やセラミックが配合された商品が注目されており、ざらざらとヤスリのような靴底が氷に刺さるので、金具がピンよりも滑りにくいと評判です。

先に紹介したスノーブーツも雪道対応していることが多いのでチェックしてみましょう。

ぜひチェックして、万全の安全対策を行いましょう。

2月の気温と天気、おすすめの服装

エリア 札幌 網走 北見 釧路
平均気温(℃) -2.7 -5.4 -7.4 -4.3
日の最高気温(℃) 0.4 -2.0 -1.6 -0.1
日の最低気温(℃) -6.2 -9.6 -14.0 -9.4
合計積雪量(㎝) 116 69 85 27
最深積雪(㎝) 95 58 69 26
雪日数(日) 25.3 23.5 記載なし 13.9

参照:気象庁「過去の気象データ検索」年・月ごとの平年値を表示

2月は札幌で雪まつりが開催され、積雪量はピークに。1月下旬から2月中旬は一年でもっとも寒い時期で、道東エリアでは「最高気温」がプラスにならない真冬日が続きます。

2024年2月の網走の天気

寒暖差の少ない網走でも最低気温が-15℃を記録し、オホーツク海沿岸に流氷が着岸するなど北海道らしい雪一色の景色が見られますが、「寒い」というよりも「痛い」と思うほど、冷え込みは厳しくなります(とはいえ、晴れていると日差しが強いので日中は気温ほど寒さは感じません)。

風が吹くと肌が外気に触れているところは、ビリビリと刺すように感じるので、とにかく肌を出さないことが重要です。とくに、もっとも寒さを感じるのが顔や頭です。

ニット帽を被り、イヤーマフで耳を保護し、目元以外の顔全体を覆うフェイスカバーを利用するなど、特に屋外や風が強い場所を観光をする予定があるのであれば徹底した対策を行いましょう。

能取岬

海沿いは風が強いと極寒です

首回りや指先は、一度冷えると回復するまでに時間がかかります。特に指先は凍傷リスクがあるので注意が必要です。

首はマフラーだけではなくインナーにタートルネックのヒートテックを着用し、手袋は表面が防風に優れたレザーや革、裏地に保温性のあるウールなどが使われていると、耐寒性能がアップします。

靴下や中敷きに、吸湿発熱性のある素材を使ったものを選ぶのもおすすめです。

手袋や靴下は重ねると保温性が高まるといわれていますが、締め付けによって血行不良を起こし、かえって冷えがひどくなるケースもあるので注意してください。

そして、意外と忘れがちなのが下半身の防寒です。

長時間、外にいると道路の冷えた空気が下半身をどんどんと冷やしてしまうので、上半身と同様にヒートテックなど保温性の高いインナーを用意しましょう。

また、ボトムスの丈が短いと、隙間から冷たい空気が入り込んでしまうので、足首までしっかりと隠れる長さを選びましょう。可能であれば靴下やブーツにしっかりとインしてください。

女性は、ロングスカートやワイドパンツは避けたほうがよいでしょう。

12月から必須のダウンジャケットや冬物のコートも、厳冬期の2月は長めが安心。腰丈よりもお尻や膝くらいまで長さがあれば、その分寒さを感じにくくなります。

そして、1月と同様に防寒対策だけでなくアイスバーン対策もしておきましょう。

冬は絶景だらけの道東。しっかりと装備をして観光を楽しんでください!

道東のおすすめ観光スポットは以下の記事でとても詳しくまとめていますので、旅行の参考にしてみくださいね。

絶景だらけの冬の道東観光ガイド!在住者が教える本当に楽しむコツと注意点