道東の紅葉とグルメを楽しむ!秋のおすすめスポットとイベントを紹介
2024年9月14日
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道東エリアには、知床や阿寒湖、摩周湖・屈斜路湖、網走、釧路など人気の観光スポットがたくさんあります。
ですが、大阪など関西から道東へは直行便が限られているので行くのが少し大変です。
なので、東京を経由するか、新千歳空港を経由して札幌観光をして来るというのも手ですね。
道東の観光地へは様々なアクセス手段があるので、どうやって行こうか迷うかもしれません。
道東エリアには「釧路空港」「中標津空港」「女満別空港」「とかち帯広空港」の4つの空港がありますので、目的地を決め、どの空港を使って向かい、どの空港から帰るのかを考えなければなりません。
ちょっとややこしい、大阪から道東エリアへの行き方について詳しく紹介します。
釧路エリアといえば、釧路湿原・幣舞橋・和商市場・釧路市丹頂鶴自然公園とった観光スポットが有名です。
大阪からの釧路へ行くには夏は釧路空港への直行便を利用し、それ以外の期間は新千歳空港経由で行くのが一般的です。
これが一番シンプルな行き方です。
関西国際空港から釧路空港へは、Peach(ピーチ)の季節限定便が運行します(残念ながら、大阪国際空港(伊丹空港)から釧路空港への直行便はありません。)。
運行期間は、2024年は7月2日〜9月29日(火・木・金・日の曜日運航)で、運行スケジュールは次の予定です。
・関西国際空港発12:45-釧路着14:50
・釧路空港発15:35-関西国際空港(大阪)着18:05
*8/11、8/13のみ、関西空港発13:40-釧路着15:45、釧路発16:25-関西空港着18:55
直行便はこの通り夏にしか運行されていないので、この期間以外は次の新千歳空港経由で行くしかありません。
大阪から釧路への直行便が季節限定便のため、それ以外の期間は新千歳空港を経由して道東に向かうのが一般的です。
新千歳空港へは関西国際空港・大阪国際空港のどちらからでも行けます。
関西国際空港から新千歳空港へは、JALやANAの他、Peach(ピーチ)、ジェットスターといったLCC、さらに海外の航空会社の便も多数運航しており、所要時間は約1時間50分〜2時間5分で行くことができます。
大阪国際空港(伊丹空港)から新千歳空港へは関西国際空港ほど便はありませんが、JALが4便、ANAが6便運行しており、所要時間は約1時間45分〜1時間50分です。
新千歳空港に着いてから釧路に向かう方法は以下の3パターンがあります。
それぞれどの方法がいいか参考にしてみてください。
①新千歳空港から飛行機を利用して釧路空港に行く方法
費用はかかりますが、最もシンプルで楽に行ける方法です。
新千歳空港から釧路空港へは、ANAが1日3便運行しています。
新千歳から釧路は遠いですが、飛行機だと45分で到着します。
釧路空港からは阿寒バスが運営する市街地行きの連絡バスが利用できます。料金は釧路駅前やフィッシャマンズワーフMOOまで大人950円、子ども料金は半額。釧路駅前までは片道約45分です。
レンタカーやタクシーを利用する場合は30分ほどで市街地に行けます。
のんびりと釧路に行きたい人や安く済ませたい人はJRを利用してみましょう。ただし、途中で乗り換えが必要なので、とても時間がかかるというデメリットがあります。
JRで釧路に行くには以下の方法が一般的です。
JRだと釧路駅に到着するので、市街地へは徒歩で行くことができるので楽です。
新千歳空港からはバスが出ていないので、一度札幌に行かなければならないという手間はありますが、費用は最も安いです。
新千歳空港からバスを利用して釧路駅に行く方法には以下の流れとなります。
時間に余裕があるのであれば札幌観光をして一泊して釧路に向かうのもおすすめです。
新千歳空港から札幌丘珠(おかだま)空港まで移動して、札幌丘珠空港から釧路空港に向かう方法もあります。
費用はかかりますが早い行き方です。
札幌丘珠空港は札幌から近いので札幌観光をして釧路に向かってもいいでしょう。
阿寒湖といえば、阿寒湖温泉・阿寒湖アイヌコタン・マリモ展示観察センター・阿寒湖畔エコミュージアムセンターといった観光地が有名で、道東観光の定番になっていますね。
大阪を出発して阿寒湖エリアに行くには、まずは釧路空港または釧路駅を経由するのが一般的です。
関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)から釧路空港や釧路駅へのアクセスは、前章を参考にしてください。
釧路空港から阿寒湖温泉までは「定期路線バス」と「阿寒エアポートライナー」が運行しています。
路線バスは釧路駅発、釧路経由で阿寒湖温泉まで行くことができます(※時間は必ず最新の情報を確認してください)。
また、「阿寒エアポートライナー」は、釧路空港を出発して、途中「丹頂の里」と「雄阿寒分岐(ラビスタ阿寒川)」に停車して、終点は阿寒湖バスセンターで所要時間は約1時間15分。料金は大人2,190円、子ども1,100円です。
ただし、阿寒エアポートライナーは運行期間が決まっていますので、定期路線バスの時刻表もあわせて事前に詳細ページを確認するようにしてください。
釧路空港からレンタカーを利用する場合には所要時間は約1時間、釧路駅からだと約1時間半程度です。
摩周湖・屈斜路湖エリアは、摩周湖・屈斜路湖・美幌峠・砂湯・硫黄山といった絶景スポットが多く、阿寒湖と同じ阿寒摩周国立公園に属しています。また、川湯温泉のような温泉街もあり、人気の観光地です。
摩周湖・屈斜路湖エリアは道東の真ん中にあるので、大阪から摩周湖・屈斜路湖エリアに行くには、釧路空港・女満別空港・中標津空港を利用する方法があります。
関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)から釧路空港・釧路駅へのアクセスは、前章を参考にしてください。
釧路空港に到着したら以下の方法で行きます。
釧路駅からJR釧網線で摩周駅まで約90分。料金は1,890円(子どもは半額)です。摩周駅から摩周湖・屈斜路湖へは阿寒バスの定期路線バスが運行しています(時刻表はこちらのページのそれぞれ「摩周線」「屈斜路湖線」を参考)。
電車とバスのそれぞれの時刻表を確認する必要があるので、公共交通機関を利用する場合は少し大変です。
また屈斜路湖もバスだと屈斜路湖にしか行かないため、その他の観光地にアクセスできないのがデメリットです。
硫黄山や砂湯も巡りたいのであれば、運行期間の定めはありますが、釧路駅から出発している阿寒バスの運営するピリカ号や冬はホワイトピリカ号を利用することで、阿寒湖も含め効率よく観光地を周ることができます。
釧路空港からレンタカーを利用する場合、屈斜路湖や摩周湖へは1時間半程度で行くことができます。
女満別空港を利用する場合、網走や知床(ウトロ)観光もする場合に便利です。
関西国際空港から女満別空港へは、Peach(ピーチ)の季節限定便が運行します。大阪国際空港(伊丹空港)から女満別空港への直行便はありません。
運航期間は、2024年は7月1日〜9月30日(月・水・土の曜日運航)で運行スケジュールは次の通りで非常に限られます。
この期間以外は、女満別空港へは、関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)から新千歳空港や札幌丘珠空港を経由して、女満別空港へ行くしかありません。
新千歳空港から女満別空港へは、1日にJALが3便、ANAが3便運行しており、所要時間は約45〜50分です。
札幌から近い札幌丘珠空港から女満別空港には、JALが1日2便運行しており、所要時間は約50分です。
以前は女満別空港から阿寒バスの女満別美幌号(夏季限定1日2便)というバスがあったのですが、廃止されてしまい、現在は女満別空港から屈斜路湖・摩周湖へ公共交通機関を利用してアクセスする方法がありません。
そのため、女満別空港で車を借りて行きましょう。
女満別空港から屈斜路湖・摩周湖まではどちらも1時間程度で行けます。
摩周湖・屈斜路湖へは中標津空港経由でも行くことができます。
知床(羅臼)や野付半島も観光したいという人に便利な空港ですね。
新千歳空港から中標津空港へは、1日にANAが3便。札幌丘珠空港から中標津空港へは、1日にJALが2便運行しています。所要時間は新千歳空港・札幌丘珠空港からそれぞれ約55分です。
中標津空港からはレンタカーで行くしかありません。摩周湖・屈斜路湖どちらも所要時間は1時間程度です。
知床エリアは多くの観光スポットがあり、ウトロ側は知床五湖・オシンコシンの滝・知床峠・プユニ岬などの絶景が、羅臼側はカムイワッカ湯の滝や野湯、ホエールウォッチングなどが有名です。
知床といってもどちらに行くのかでアクセス方法は変わります。
大阪から知床のウトロに行くには、7〜9月のみ運行の季節限定の直行便がある時期には女満別空港を利用するのがおすすめです。
関西国際空港から女満別空港へは、Peach(ピーチ)の季節限定便が運行します。運航期間は、2024年7月1日〜9月30日(月・水・土の曜日運航)で運行スケジュールは次の通りです。
大阪国際空港(伊丹空港)から女満別空港への直行便はありません。
直行便がない時期には新千歳空港から女満別空港行きの飛行機に乗り継ぎます。
羅臼に行く場合は中標津空港を利用しましょう。
大阪から中標津空港への直行便はないため、新千歳空港か札幌丘珠空港を経由して行くしかありません。
大阪から知床のウトロエリアに行くには、季節限定の直行便がある時期にはJAL(伊丹空港)またはPeach(関空)から女満別空港へのフライトを利用しましょう。
直行便がない時期には新千歳空港または札幌丘珠空港へ行った後、女満別空港行きの飛行機に乗り継ぎます。
新千歳空港から女満別空港へは、1日にJALが3便、ANAが3便運行しており、所要時間は約45〜50分です。
札幌丘珠空港から女満別空港には、JALが1日2便運行しています。所要時間は約50分です
女満別空港から「知床(ウトロ)」エリアまでバスを利用する場合には、女満別空港とウトロ温泉バスターミナルの直通バス(網走バス・斜里バス共同運行)「知床エアポートライナー」に乗車します。
ただし、知床エアポートライナーは期間限定(夏季6〜9月/冬季1月末〜3月上旬)の運行なので要注意です。所要時間は約2時間15分、料金は3,500円です。
「知床エアポートライナー」の運行期間外や乗車時間が合わない時には、女満別空港からバスとJRを利用してウトロまで移動できます。
移動方法は、女満別空港から網走バスの女満別空港線で網走駅に行き、網走駅からJR釧網線で知床斜里駅、そして、知床斜里駅から斜里バスでウトロ温泉バスターミナルです。
電車とバスの乗り継ぎは大変なので、知床エアポート運行期間以外は網走観光をして網走に宿泊して羅臼へ向かうのもおすすめです。
大阪から中標津空港へは直行便がないため、羅臼に行くには新千歳空港か札幌丘珠空港を経由して行きます。
新千歳空港から中標津空港へは、1日にANAが3便、札幌丘珠空港から中標津空港へは、1日にJALが2便運行しています。
所要時間は新千歳空港・札幌丘珠空港からそれぞれ約55分ですぐの到着です。
中標津空港から知床(羅臼)までは、公共交通機関を利用する場合、路線バスを乗り継ぐしかありません。
この2通りの交通手段があります。
路線バスは、根室交通の中標津空港線に乗り中標津バスターミナルで下車、阿寒バスの羅臼行きに乗車します。
基本的にバスは本数が少ないので、乗り継ぐ場合は時刻表をよく確認しましょう。
車で行くのであれば中標津空港から約1時間15分で行くことができます。
網走エリアは、博物館網走監獄・北方民族博物館・オホーツク流氷館・道の駅 流氷街道網走といった観光地が有名ですね。
大阪から網走に行くには、女満別空港を利用するのが一般的です。
関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)から女満別空港へのアクセスは、これまでの内容を参考にしてください。
女満別空港から観光スポットが集まる網走駅前に行くにはバスまたはレンタカーやタクシーで行く方法があります。
女満別空港から網走バスの女満別空港線(網走バスターミナル行き)に乗車します。網走駅までの所要時間は約26分、料金は1,050円です。
女満別空港から網走駅までは、国道240号線と国道39号線を経由して19.7㎞、所要時間は約23分です。
「この世の果て」ともいわれる野付半島には公共交通機関がないので、大阪から野付半島に行くには、中標津空港や釧路空港を利用し、そこからレンタカーで行くのが一般的です。
関西国際空港から釧路空港へは、7〜9月の間だけPeach(ピーチ)の季節限定便が運行します(残念ながら、大阪国際空港(伊丹空港)から釧路空港への直行便はありません。)。
直行便はこの通り夏にしか運行されていないので、この期間以外は次の新千歳空港経由で行くしかありません。
中標津空港を利用する場合は開陽台などを観光したい人にもおすすめです。
新千歳空港から中標津空港へは、1日にANAが3便。札幌丘珠空港から中標津空港へは、1日にJALが2便運行しています。所要時間は新千歳空港・札幌丘珠空港からそれぞれ約55分です。
中標津空港から野付半島ネイチャーセンターまではレンタカーで約40㎞、所要時間は約50分です。
釧路空港を利用する場合は釧路湿原や阿寒湖の観光をしたい人にもおすすめです。
新千歳空港から釧路空港へはANAが1日3便運行、札幌丘珠空港から釧路空港へはJALが1日4便運行しています。
釧路空港から野付半島ネイチャーセンターまでは、レンタカーで144㎞の距離、所要時間は約2時間22分です。
十勝・帯広エリアは、北の屋台や愛国駅・幸福駅・鹿の湯・ナイタイ高原牧場・池田ワイン城などが有名で、帯広駅から少し離れた場所に観光スポットが点在しています。
とかち帯広空港には、関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)からの到着便、新千歳空港からの到着便がありません。
そのため新千歳空港からJRやバスで帯広駅に向かいます。
①新千歳空港駅から快速エアポートに乗り南千歳駅(約3分)
②南千歳駅からJR石勝線の特急おおぞら 釧路行に乗車して帯広駅駅(約2時間6分、運賃は2,730円)
新千歳空港から帯広駅バスターミナルまでは、北都交通の都市間高速バス「とかちミルキーライナー」が運行しています。所要時間は約2時間40分、運賃は大人3,800円、子ども1,900円です。
ただし、これらは帯広駅までのアクセス方法なので、広い十勝をどのように巡るかによってアクセス方法は変わります(帯広駅前はあまり観光スポットはありません)。
レンタカーを利用しない場合、基本的には路線バスを利用するか観光バスを利用するしかありませんので、目的に応じてツアーを選んでみてください。
大阪から道東エリアへの行き方についてご紹介しました。関西国際空港や大阪国際空港(伊丹空港)から道東の空港の直行便は季節限定便しかないため、新千歳空港に一度降りてから道東エリアに向かわなければならないので少し面倒です。
しかし、その手間をかけただけ、札幌など道央にはない絶景を楽しめるのが道東の魅力です。
そして、ローカルバスや電車など公共交通機関を使う場合は事前に時刻表をしっかりと確認し、廃線の可能性もあるので最新情報を必ず確認するようにしてください。