1泊2日で制覇!羅臼のおすすめ観光モデルコースを紹介します
2024年7月18日
ODAITO NEST 尾岱沼ネスト
-野付半島まで10分の個室ゲストハウスー
釧路に観光に来る人の多くはまずは飛行機、バス、電車、いずれの手段にせよ釧路駅に来るのではないでしょうか?
釧路は阿寒湖や厚岸方面へのアクセスがいいので、スルーされがちですが、観光するところはたくさんあります。特にレンタカーを借りない人にとっては、徒歩やバスに少し乗れば回れるとういのはポイントが高いでしょう。
とはいえ、釧路駅周辺はそれなりに栄えているので、自然を楽しむというよりも施設を巡ったり飲みに行ったりという楽しみ方になります。
そして釧路に来たなら絶対に食べておきたい定番のご当地グルメも合わせて紹介します!
※釧路駅周辺だけでなく、もう少し足を伸ばして公共交通機関を使って行ける場所を知りたいって人は以下の記事のほうが参考になるでしょう
釧路といえば和商市場ですね!
和商市場は、実は札幌の二条市場、函館の朝市と並んで北海道三大市場と呼ばれています。
1954年に設立された釧路で最も歴史のある市場で、釧路市民の台所として親しまれています。
市場の中には、鮮魚店の他に、青果、精肉、珍味、菓子、飲食などおよそ50店舗が密集しているので、お土産探しにもおすすめです。
和商市場といえばなんといっても「勝手丼」が有名です。
「勝手丼」とは、写真のように自分でごはんにイクラやウニ、ホタテ、鮭、ホタテなど好きな魚介ネタをのせて食べる海鮮丼。ごはんの量もネタの種類も好みで選べます。
観光客に人気なので観光客向けと思いきや、ネタは新鮮で美味しく、ぜひ釧路に来たらトライしてみてほしいです(1つあたりのネタは安いのですが、調子に乗ってネタを載せすぎると高くなるので要注意!)。
また蟹(かに)の出汁が美味しい「かに汁」もおすすめです。
朝8時から営業しているので、朝食に勝手丼を味わってみてもいいかもしれないですね。
幣舞橋は「ぬさまいばし」と読みます。北海道の地名あるあるですが、アイヌ語が由来ですが、読めないですよね…。
ちなみに、「ヌサオマイ」(幣場(神を祭るところ)があるところ)という意味です。
近くに商業施設のフィッシャーマンズワーフMOOがあるので、そこと合わせて行くのがメジャーな周り方かと思います。
この幣舞橋は、釧路川の一番下流の部分に架かる橋で釧路駅から歩いて10分くらいの場所にあります。
幣舞橋は、ヨーロッパスタイルの美しいフォルムから、札幌市の豊平橋、旭川市の旭橋と並んで、北海道三代名橋の一つに数えられています。
橋の欄干の途中には、シンボルとして春夏秋冬をそれぞれイメージしたブロンズ像が設置されていて、日本で初めての橋の上に彫刻を持つ橋として知られています。
昼間の幣舞橋も良いですがおすすめは夕方から夜。
釧路の夕日は世界3大夕日に選ばれていて、晴れた日はこのような真っ赤な夕日を見ることができます(フィリピン、バリ島、釧路が世界三大夕日です)。
ただし、この夕日が幣舞橋から見られるのは春分、秋分あたりなので、これらの時期以外で駅周辺で夕日を見るなら少し距離はありますが、まなぼっとから見てみるといいですよ。
また、幣舞橋から少し離れた九寿里橋から見る釧路の街並みと夕日は最高です。
幣舞橋が最も有名ですが、場所を帰るとさまざまな見え方を楽しめるので、お気に入りの場所を見つけてみましょう!
「釧路フィッシャーマンズワーフMOO(ムー)」は、先ほど紹介した幣舞橋のたもとにある複合商業施設。
MOO(ムー)には、夢(ム)と釧路でよく発生する霧(ム)の意味があるらしいです。
5階建てのビルで、1階部分に飲食店や鮮魚店、青果店、珍味店、菓子店、お土産店など数十店舗が並んでいるのでブラブラとお土産を探しには定番の場所です。
2階には新鮮な魚介料理、釧路名物のザンギなど多彩なメニューが楽しめる「釧路 港の屋台」があります。
釧路の海鮮や焼き鳥、イタリアンなどさまざまなお店が密集しているので、夜飲みたいという人にはもってこいの場所です。
MOOのそばには観光客に人気の岸壁路ばた(5〜10月のみ営業)」という店があります。
釧路といえば海鮮や野菜を炭火で焼いた炉端焼きが有名なので、地のものを食べたい人は立ち寄ってみるといいでしょう。
ここは自分で食材を焼いて食べられるので、体験としても楽しいです。
ここまではメジャーな観光スポットでしたが、アイヌに興味がある方は「なつかし館」にぜひ行ってみてください。
ここはオーナーの方が集めたアイヌに関する小物や鉄道関係のものが展示されており、「よく集めたなぁ」とその数に圧倒されるでしょう。
ここが開いている日はオーナーさんがいる日なので、ぜひアイヌやコレクションのことについて聞いてみてください。
なんとなく展示を見てもわからない驚きがたくさん得られます!
2階もあり、2階には昔のアイドルに関するレコードなど懐かしいコレクションがびっしりと展示されています(有料ゾーンなので写真は掲載しません)。
営業時間が日曜の13時〜18時前くらいとかなり限られているので、都合が合いそうであれば立ち寄ってみてください。
また、店内にはカフェスペースがあり、2024年からこのスペースでコーヒーが提供されるそうです。
なつかし館蔵は釧路には駅中と同じ通りにもう一つあるのですが、ここは展示がメインで他の店舗とは異なりおやきは販売されていないのでご注意ください。
場所はなつかし館・駅前店となります。
時間潰しや観光中の休憩に喫茶店に立ち寄るもの釧路らしくていいですよ。
喫茶リリーは釧路駅前の大通り沿いにある昔ながらの喫茶店で、店舗は地下になり階段を下りるとレトロな昭和の雰囲気を感じることができます。
なんと1935年(昭和10年)から90年近く続いている奇跡の老舗喫茶です。
コーヒーの種類が多く(その日によってないものもありますが)、喫茶店らしくパフェも食べられ、ゆっくりとくつろぐことができる場所です。
カウンターでママと話すもよし、テーブル席でのんびりするもよし。
東京にいたときはこうした喫茶店が少なかったので、個人的には大好きな場所です。
ママも高齢なので休みも多くなりつつあるので、事前にオープンしているか確認しておいたほうがよいでしょう。
先に紹介したMOOや和商市場、釧路空港でもお土産は買えるのですが、だいたい売っているものは同じようなものです。
もし釧路らしい、ここでしか買えないものを探し求めているのであれば、釧路駅前の大通り沿いにある蒲田に行ってみるといいですよ。
明治40年創業の老舗和菓子屋で、「しとき」や「丸木舟」など和菓子を取り扱っています。
空港などに売ってるものは少しカジュアルすぎるので贈り物に使いづらいのですが、蒲田で買えるものはそうしたシーンにもぴったりです。
1個買いもできるので、一度自分で味を試してみて購入するにもいいでしょう。
まさに地元の味。他の人とお土産が被りたくない人や年配の方に喜んでもらいたい、そんな人はぜひ蒲田へどうぞ。
個人的におすすめしたいのが、釧路市立博物館と、その裏にある春採湖(はるとりこ)です。
博物館では釧路や阿寒湖の歴史や生物、植物、地形に関する資料が多数展示されていて、道東の自然の豊かさに驚かされるでしょう。
観光地を巡る旅行も楽しいですが、その場所の深い情報を知ると釧路湿原や道東巡りをすると一段と旅行が楽しくなります。
ちなみに博物館といっても全く堅苦しくなく見れるので1時間くらい時間を取れそうなら行ってみてください。ただ、釧路駅からバスで15分ほどかかるので、その時間も計算に入れておきましょう。
そして見逃されがちなのですが、博物館の裏にある春採湖もおすすめです!
「春採湖」は、ヒブナという魚の生息地として国の天然記念物に指定されている湖です。年間を通じて130種以上の鳥類が飛来するので、野鳥が好きな人に人気のスポットです。
意外と知られていないのがこの夕日観光クルーズ。
幣舞橋の近くにある観光スポット「MOO」の向かいから出港し、約90分のクルーズを楽しむことができます。
冬以外にクルーズが運行されており、ガイドが目に見えるものを解説してくれるので、釧路の観光や産業について知ることができます。
夕日観光クルーズは飲み放題となっており、バンドの演奏も聴きながら美しい夕日に酔いしれることができます。
また、途中で行われる「もぐもぐタイム」では、カモメにエサをあげることができ、90分のクルーズでもまったく退屈しません。
意外と釧路の人の知らないのですが、夕方に時間があるのであれば、そして天気が晴れ予報ならぜひこのクルーズを体験してみてください。
夏は基本的に霧が出やすく曇りが多いため、できれば10月や11月なの秋が晴れるのでおすすめです。
ただし、この時期は釧路は寒くなるので、しっかりと防寒対策をして船に乗るようにしましょう!
釧路観光クルーズのホームページはこちら
釧路に宿泊するならきっと夜は釧路グルメを堪能しつつ飲む人も多いのではないでしょうか?
釧路には「末広町」という飲み屋やスナックが立ち並ぶエリアがあり、釧路で飲みたい人は地元の人も観光客もほとんどの人がここに来ます。
駅からは歩いて10分くらい(幣舞橋から近いです)で、近くにはホテルもたくさんあるので、チェックインしてから立ち寄るにはちょうどいい場所です。
その中でも「釧路赤ちょうちん横丁」は狭い店舗が立ち並ぶ味のある横丁で、焼き鳥やおでん、イタリアン、バー、中には占いなど楽しいお店がたくさんあります。
おすすめのお店はいくつかありますが、紹介することで混んで入れない人がいると困ってしまうので、ぜひご自身で歩いて見つけてみてください!
どこも美味しく雰囲気がよくておすすめです。
店内は6席くらいでとても狭く、常連さんや地元の人も多いので少し入りづらいかもしれません、勇気を持って入ってみてください。
他のお客さんとの距離が近いので会話もはずみます!こんな体験が観光としては楽しいのかなって思います。