本物の夏の道東を楽しむ!自然・グルメ・アクティビティを詳しく紹介します
2024年6月28日
ODAITO NEST 尾岱沼ネスト
-野付半島まで10分の個室ゲストハウスー
北海道を周遊する方は道東を2〜3日でざっと回る印象がありますが、本当に楽しむのであれば少なくても4泊5日の予定は確保するのがおすすめです。
これだけの日数があれば、広い北海道をただ移動するだけの時間を減らし、各所の観光スポットを十分に楽しめます。
とはいえ、北海道のほぼ北側から東側を網羅する道東エリアは、4泊5日あってもしっかりとしたスケジュールを組まないと、行きたいところへは行けません。
そこで今回は、女満別空港着・釧路空港発で、夏の道東を満喫するための定番の4泊5日モデルコースを作成しました。
正直これでもかなり削りましたが、夏にぜひ訪れてほしいおすすめのスポットをピックアップしているので、旅の参考にしてみてください。
オホーツク海に面する網走は、冬の流氷接岸の時期のみの観光地というイメージがありますが、春から秋にかけては花の名所が多い地域です。
夏ならではの絶景や人気の観光地で貴重な体験をした後は、夜は国立公園内に位置する川湯温泉に一泊します。
11:00着女満別空港横のひまわり畑
11:40発女満別空港横のひまわり畑→11:50着メルヘンの丘
12:00発メルヘンの丘→12:20着博物館網走監獄
14:30発博物館網走監獄(見学&監獄食堂で昼食)→14:35着オホーツク流氷館
15:30発オホーツク流氷館→16:30着川湯温泉に宿泊
女満別空港の北側2.3ヘクタールの敷地に、約40万本のひまわりが咲きます。一面に黄色の絨毯が広がっている光景だけでも目に美しいですが、こちらは全国的にも珍しい飛行機とのコラボレーションが楽しめます。
ひまわり畑の上を離発着する飛行機が撮影できると、写真愛好家やインスタグラマーなどに注目されているスポットですが、女満別空港は飛行機の便数が多くはありません。確実に飛行機とひまわり畑の写真が撮りたい場合は、女満別空港のフライト情報を確認しましょう。
住所 | 網走郡大空町女満別中央254 |
電話番号 | 0152-74-4323(オホーツク大空町観光協会) |
ひまわりの開花時期 | 8月中旬~8月下旬 |
駐車場 | あり |
公式サイト・SNS | オホーツク大空町観光協会/X/Instagram/Facebook |
女満別空港から車で7分の場所にあり、国道39号線沿いに看板があります。
丘の稜線に7本のカラマツが並ぶ背後には見渡す限りの澄んだ空、手前は青々とした畑が広がっている光景が、まるで絵本のようだと人気を博しています。
丘の稜線上に間隔を開けて立つカラマツの目の前には畑が広がっており、春は小麦の葉の眩しい緑、夏はじゃがいもの白い花、秋は小麦の穂が黄金色に輝き、季節によって異なる風景を見せてくれます。
故黒澤明監督の映画「夢」のロケ地としても有名ですが、道の駅「めまんべつメルヘンの丘」からは車で1分、徒歩で11分の距離にあるので、道の駅から歩いて向かうときは注意してください。
住所 | 網走郡大空町女満別昭和 |
電話番号 | 0152-74-4323(オホーツク大空町観光協会) |
営業時間 | 年中無休 |
駐車場 | あり |
公式サイト・SNS | オホーツク大空町観光協会/X/Instagram/Facebook |
メルヘンの丘から車で12分の距離にあり、昔から網走の主要観光地として知られていましたが、近年はアニメ「ゴールデンカムイ」に登場したこともあり、アニメファンを中心に注目度が再燃しています。
東京ドーム3.5個分の敷地に、明治時代から実際に使われてきた網走刑務所の建物が移築されています。
当時の刑務所の様子がわかるだけではなく、2016年には庁舎や舎房、教悔室、炊場などが国の重要文化財に指定されるなど、歴史的・学術的にも貴重な建物となっています。
施設内の監獄食堂では、現在の網走刑務所で提供されている受刑者の食事を再現した監獄食の体験ができます。
「意外とおいしい」と評判の監獄食を食べて、獄中生活を疑似体験してみてはいかがでしょうか?
住所 | 網走市字呼人1-1 |
電話番号 | 0152-45-2411 |
営業時間 | 9:00~17:00(入館受付は16:00まで) 12/31と1/1は休館日 |
料金 | 【入館料】大人1,500円/高校生1,000円(学生証を提示してください)/小中学生750円 【監獄食】950円 |
駐車場 | あり(無料) 乗用車400台、バス専用レーン21台、身障者専用、バイク専用あり |
公式サイト・SNS | 博物館網走監獄/X/Instagram |
網走監獄から車で3分の場所にあり、オホーツク海の生き物と流氷をテーマにした施設です。
本物の流氷を100t展示した体験コーナーや、クリオネやオオカミウオなどの飼育展示を始め、店内の窯で焼き上げるピザが食べられるレストランや、網走や流氷をモチーフにしたグッズが買える売店などがあります。
3階の展望テラスからは能取湖や網走湖、オホーツクの海、知床連山、阿寒など360度の大パノラマの絶景を楽しめます。
また、1階のカフェで販売しているオホーツク海の塩を使った塩キャラメル味のソフトクリームが大人気。
オホーツク流氷館から車で7分の場所にあるジェラート店「Rimo」が監修しているのですが、こちらのお店は国際的なコンクールで2度優勝経験のある本格派。ここでしか食べられないその味を、ぜひ体験してみてください。
住所 | 網走市天都山244番地の3 |
電話番号 | 0152-43-5951 |
営業時間 | 5月~10月は8:30~18:00(最終入館17:30) 11月~4月は9:00~16:30(最終入館16:00) 12月29日~1月5日は10:00~15:00(最終入館14:30) |
料金 | 大人990円/高校生880円/小中学生770円 |
駐車場 | あり(無料) |
公式サイト・SNS | オホーツク流氷館/X/Instagram/Facebook/YouTube |
オホーツク流氷館から車で1時間の場所にある温泉街で、硫黄山(アトサヌプリ)の熱によって温められた摩周湖の伏流水は、日本屈指の弱酸性温泉となっており、古くから湯治場として知られてきました。
また、日本源泉かけ流し温泉協会に加盟しており、川湯温泉内の施設はすべて循環ろ過をしていない新鮮な温泉を楽しめます。温泉街の中を流れる川に温泉が流れ込み、もちろんこちらも源泉100%。硫黄の匂いや湯けむりが上がる様子は風情があります。
低・中・高の3つの温度に分かれた大浴場があるお宿 欣喜や、地場食材をふんだんに使った食事が人気のお宿 欣喜湯別邸忍冬、川湯温泉で唯一展望大浴場がある川湯観光ホテルなどがあります。
道東エリアの中心となる弟子屈周辺の観光地を巡りながら、進路を北東へ進み清里町、そして斜里町へと入ります。2日目はウトロに宿泊します。
9:00着屈斜路湖砂湯⇒9:40発屈斜路湖砂湯
10:00着摩周湖第一展望台・カムイテラス⇒10:50発摩周湖第一展望台・カムイテラス
11:15着硫黄山⇒11:45発硫黄山
11:50着ノーブル⇒12:30発ノーブル
13:00着さくらの滝⇒13:25発さくらの滝
13:50着神の子池⇒14:10発神の子池
15:10着オシンコシンの滝⇒15:30発オシンコシンの滝
16:10着フレペの滝展望台(知床自然センター駐車場から徒歩20分)
16:25発フレペの滝展望台⇒17:00着知床自然センター
17:30発知床自然センター⇒17:40~夕陽台展望台
18:30~ウトロ温泉に宿泊
川湯温泉から車で8分、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖に到着します。コバルトブルーの湖水の美しさやそのスケールの大きさもさることながら、湖畔の砂浜を掘ると温泉が湧出する珍しい場所でもあります。
手で掘り出した温泉に浸かりながら、屈斜路湖の雄大な自然を楽しんでみましょう。
時間がない場合は、スワンボート乗り場近くにある無料の足湯もあるので、ぜひ利用してみてください。
住所 | 川上郡弟子屈町屈斜路湖畔砂湯 |
電話番号 | 0154-82-2940(弟子屈町役場 観光商工課) |
営業時間 | 24時間(無休) |
駐車場 | 普通車150台(無料) |
公式サイト・SNS | 弟子屈なび(社団法人摩周湖観光協会)/X/Instagram/Facebook/YouTube |
川湯温泉から車で23分の距離、カムイテラスは摩周第一展望台に併設されています。摩周湖周辺には3つの展望台がありますが、もっともよく知られているのが摩周湖第一展望台です。
摩周湖はアイヌ語で「カムイトー(神の湖)」と称され、日本で最も透明度が高い湖。深く澄んだ青い湖面は摩周ブルーと呼ばれています。
カムイテラスで販売しているミント味の摩周ブルーソフトが人気です。
住所 | 北海道川上郡弟子屈町弟子屈原野 |
電話番号 | 0154-82-1530 |
営業時間 | 第一展望台は24時間、カムイテラスは8:30~17:00(店舗によって異なる) |
駐車場 | 5月1日~10月31日のみバイク200円/乗用車500円/マイクロバス1,000円/大型バス2,000円の有料(硫黄山の駐車場と1回ずつ利用可能) |
公式サイト・SNS | 摩周湖第一展望台/摩周湖カムイテラス |
摩周湖第一展望台・カムイテラスから車で21分の場所にある活火山で、アイヌ語で裸の山を意味するとおり、茶色の山肌からは硫黄が白煙を昇らせるダイナミックな光景が間近で見学できます。
現在は川湯温泉の源として知られていますが、明治初期から昭和半ばまでは実際に硫黄の採掘場所として利用されていました。
併設されているレストハウス「硫黄山MOK MOKベース」からも硫黄山を眺めることができ、川湯温泉の源泉で蒸した名物の温泉卵など軽食も販売されています。
住所 | 川上郡弟子屈町跡佐登 |
電話番号 | 0154-83-2670(川湯温泉観光案内所) |
営業時間 | レストハウスは8:00~17:00 |
駐車場 | 地下駐車場(2時間無料)または釧路駅西商店街駐車場(目の前にあり・30分無料)
キャンピングカーの専用駐車場は事前予約が必要 |
公式サイト・SNS | 和商市場/X/Instagram/facebook |
硫黄山から車で3分、川湯温泉のメインストリートにあるお店です。一番人気は摩周そば粉を使った摩周ガレット。地場産野菜とチーズが使われており、ここでしか食べられない一品です。
また、地元のブランド豚・摩周ポークを使ったカレーも絶品で、肉厚でやわらかい豚肉とじゃがいもがごろごろと入っていて食べ応えあり。辛さ控えめのルーが、豚肉の甘みや旨みを感じさせてくれます。
地元の食材を使った料理もさることながら、木をふんだんに使ったクラシカルな店内は、つい長居してしまいたくなるほど居心地のよい空間です。
住所 | 川上郡弟子屈町川湯温泉1-4-8 |
電話番号 | 0154-83-3418 |
営業時間 | 11:30~21:00(木曜定休) |
駐車場 | 公共駐車場を利用(川湯相撲記念館の前) |
SNS |
ノーブルから車で25分。札弦市街から道道摩周湖斜里線を緑町方向に5㎞進み、町道札弦向線を左折後700m地点を右折。そこから道なりに1.7㎞進むと右側に看板と駐車場入口があります。
6月~8月にかけて、産卵のために滝を遡上するサクラマスの様子が見られます。
勢いよく流れ落ちる滝に逆らうように、懸命に体をジャンプさせる姿は見ていて感動もので、見ているとつい応援したくなります。
住所 | 斜里郡清里町町字川向 |
電話番号 | 0152-25-4111(きよさと観光協会) |
駐車場 | 60台(無料) |
公式サイト | きよさと観光協会 |
硫黄山から車で42分、駐車場から徒歩5分の場所にあります。摩周湖カムイトー(摩周湖・神の湖)の伏流水が源となっていることから、神の子池と呼ばれています。
水深5mほどの池はコバルトブルーに輝き、倒木が腐らずに沈んでいます。その倒木の隙間を縫うように、北海道のみに生息しているオショロコマ(サケ科の魚)の朱色の斑点が泳ぐ光景はまさに神秘的であり、ここでしか見られない絶景です。
住所 | 斜里郡清里町字清泉 |
電話番号 | 0152-25-4111 (きよさと観光協会) |
駐車場 | 30台(無料) |
公式サイト・SNS | きよさと観光協会 |
オシンコシンの滝は知床八景に選ばれており、滝の中ごろまで階段を上って近づけるので、水しぶきがかかるほど近い距離での見学ができます。
住所 | 斜里郡斜里町ウトロ西(オシンコシンの滝) |
電話番号 | 0152-22-2125(知床斜里町観光協会) |
営業時間 | オシンコシンの滝の売店は9:00~17:00 |
駐車場 | 乗用車36台、バス5台、身障者1台 |
トイレ | 車いす対応あり |
公式サイト・SNS | オシンコシンの滝/オシンコシン館(売店) |
オシンコシンの滝から、知床自然センターの駐車場まで車で14分。駐車場から遊歩道を歩いて20分でフレペの滝展望台に到着します。
フレペの滝は別名「乙女の涙」と呼ばれていますが、これは水源が河川ではなく雨や伏流水などが壁から染みだしたもののため、一年を通じて水量が少なく、しとしとと流れる様子から名づけられました。
滝はプユニ岬の東壁から流れているため、眼下にはオホーツク海、奥に知床連山が眺められ、さらに崖にはウミウやオオセグロカモメなど海鳥の姿も見られます。
住所 | 斜里郡斜里町遠音別村 |
電話番号 | 0152-22-2125(知床斜里町観光協会) |
駐車場 | 知床自然センターの駐車場を利用 |
公式サイト・SNS | フレペの滝 |
世界自然遺産、知床国立公園内にある施設で、知床の自然を知り、楽しむためのビジターセンターです。自然観察に役立つ情報や利用マナーなどを発信しているので、知床の自然に足を踏み入れる前にぜひ立ち寄りたい施設です。
施設内にはオリジナル映像が楽しめる全146席の映像館や、カフェ、売店、THE NORTH FACEのショップなどの他、熊の毛皮が展示されており、直に触れることができます。
また、クマよけスプレーのレンタル(貸出)も行っています。
住所 | 斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別531番地 |
電話番号 | 0152-24-2114 |
営業時間 | 4月20日~10月20日は8:00~17:30
10月21日~4月19日は9:00~16:00 年末年始・12月毎週水曜日は休館日 |
料金 | 入館料無料、MEGAスクリーン上演利用の場合は大人660円、子ども330円 |
トイレ | 優先トイレあり |
駐車場 | 一般車182台、大型バス5台(どちらも無料) |
公式サイト・SNS | 知床自然センター/X/Instagram/Facebook |
知床自然センターから車で10分、ウトロ温泉街にある絶景スポットです。知床八景のひとつで、眼下に望むウトロ港とその向こうに広がるオホーツク海に沈む夕陽が、周辺をオレンジ色に染め上げる景色が見られる名所です。
キャンプ場内にあり、近くには日帰り温泉もあるので、キャンプカーなどで道東エリアを巡っている方なら宿泊も含めておすすめの場所になります。
住所 | 斜里郡斜里町ウトロ香川 |
電話番号 | 0152-22-2125(知床斜里町観光協会) |
利用可能期間 | 4月下旬~12月上旬 |
駐車場 | 夕陽台の湯の駐車場の利用が可能(無料) |
公式サイト | 知床斜里観光協会 |
ウトロ温泉は、世界遺産知床の玄関口とされる斜里・ウトロエリアにある温泉街で、ウトロ港付近と高台の2つのエリアがあります。泉質は筋肉痛や関節痛、疲労回復に良いとされているナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉。長時間のドライブの疲れをゆっくりと癒しましょう。
高台に位置し、北欧スタイルのおもてなし「ヒュッゲ」が味わえる「KIKI知床ナチュラルリゾート」や、ウトロ港から徒歩圏内にある「北こぶし知床ホテル&リゾート」展望大浴場が人気の「知床第一ホテル」などがあり、どの施設も温泉が備わっています。
中日となる3日目は、ウトロエリアにある知床八景の自然を満喫した後、知床峠を通って羅臼エリアへ。さらにそこから南下し、中標津市街地から車で15分ほどの開陽台がラストです。夜は標津・尾岱沼周辺に宿泊します。
8:00着カムイワッカの滝⇒9:30発カムイワッカの滝
10:00着知床五湖高架木道展望台⇒11:00発知床五湖高架木道展望台
11:20着知床峠⇒11:40着道の駅知床らうす(知床食堂で昼食)
13:00発知床ネイチャークルーズ⇒14:30着羅臼港
15:20着標津サーモン科学館⇒16:30発標津サーモン科学館
17:00着開陽台⇒17:30発開陽台
18:00着標津・尾岱沼周辺に宿泊
ウトロ温泉から車で40分、砂利の林道を進むと簡易ゲートがあり、予約をしていると車を駐車場に停めて先に進めます。滝のぼりの所用時間は60~90分で、お湯が流れている川の上流を目指して滝のぼりが楽しめます。
1の滝までならサンダルなど軽装で登ることができますが、最終目的の4の滝まで行くには沢登り用のシューズなどがあったほうがよいでしょう。シューズはレンタルも可能です。更衣室もあるので、水着があると湯壷に体を浸けることもできますよ。
1の滝付近の湯温は25℃ほどですが、上にいくにつれて高くなり、4の滝では35℃~38℃ほどになります。
なお、湯のぼりを行うには事前に予約必須です。また、濡れてもいい服装と滑りづらい靴を用意しましょう。
住所 | 斜里郡斜里町遠音別村 |
電話番号 | 0152-22-2125( 知床斜里町観光協会) |
営業時間 | 2024年は7月1日(月)〜9月30日(月)
事前予約の必要あり |
駐車場 | 約20台(仮設トイレ3基あり) |
公式サイト・SNS | カムイワッカ湯の滝/X/Instagram/YouTube |
知床自然センターから車で22分、知床八景のひとつに数えられる知床五湖は、森の中にある湖の美しさもさることながら、湖に移る知床連山や遠くに広がるオホーツク海が望める絶景のスポット。
高架木道を歩くコースは、片道800m(往復1.6㎞)で1湖湖畔の見学が可能です(往復で40分)。時間がある方や、じっくりと楽しみたい方は地上の遊歩道をガイドさんと歩くのもおすすめです。
高架木道は電気柵となっているので、ヒグマの出没に関係なく散策が行えます。また、バリアフリー設計となっていて車いすでの散策も可能ですが、地上遊歩道へは下りられません。
同場所の知床五湖パークサービスセンターには、お土産や軽食を販売している売店、トイレなどがあります。
住所 | 斜里郡斜里町遠音別村 |
電話番号 | 0152-24-3323 (知床五湖フィールドハウス) |
営業時間 | 8:00~18:30(時期によって異なる) |
駐車場 | 二輪車200円、乗用車500円、マイクロバス1,000円、大型バス2,000円 |
公式サイト・SNS | 知床五湖 |
知床五湖から車で22分、斜里町ウトロ地区と羅臼町の町境にある峠で、知床八景の一つに選ばれており、絶景が楽しめます。峠に向かう道中の景色もドライブコースとして人気がありますが、冬期間は通行止めになります。
標高738mの峠からは正面に羅臼岳、眼下には青々とした樹海が広がり、遠くにはオホーツク海が見渡せます。天気がよい日には遠くに国後島の姿も見えます。
気候が非常に変わりやすいので夏でも羽織るものを持っていくようにしましょう。
住所 | 目梨郡羅臼町湯ノ沢町 |
電話番号 | 0153-87-2126(羅臼町役場産業創生課) |
トイレ | あり |
駐車場 | 乗用車66台、大型12台 |
公式サイト・SNS | 知床峠 |
知床峠から車で23分、国道334号(知床横断道路)を下って右折し、国道335号に合流するとすぐ右に見えます。
観光案内所が併設されているので、観光地の情報やクルーズ船の予約などが行える他、隣接されている深層館や海鮮工房では羅臼の海産物を始めとしたお土産が購入できます。
さらに、深層館2階の知床食堂では羅臼のグルメを楽しめます。ウニ丼や海鮮丼を始め、ここだけの味「羅臼昆布羅~メン」や「黒ハモ丼」もおすすめです。
住所 | 目梨郡羅臼町本町361-1 |
電話番号 | 0153-87-5151 |
営業時間 | 4月~10月は9:00~17:00、11月~3月は10:00~16:00(年末年始、深層館は毎週火曜日(11月~4月)、海鮮工房は毎週日曜日(11月~4月)が休業日) |
駐車場 | 普通車25台、大型車3台、身障者用2台 |
公式サイト・SNS | 道の駅知床らうす/知床食堂 |
道の駅知床らうすから、知床ネイチャークルーズが運行している観光船が出航する羅臼港までは、車で3分です。
ただし、乗船前に道の駅知床らうすの裏にある知床ネイチャークルーズの事務所で発券する必要があるので注意してください。知床サライから知床ネイチャークルーズ事務所までは車で2分、徒歩5分です。
4月下旬~10月中旬までは、マッコウクジラやイルカ、シャチなどに遭遇するチャンスがあります。
相手は野生動物のため、100%必ず会える確証はありませんが、羅臼の海を知り尽くした船長とスタッフがクジラやイルカの見つけ方や、動物の特徴などを解説してくれるので楽しみながら知床の海を体感できます。
ペットは乗船不可ですが、事務所で預かってくれる(ゲージに入れた状態)ので安心です。
住所 | 北海道目梨郡羅臼町本町27-1 |
電話番号 | 0153-85-4001 |
駐車場 | あり(無料) |
料金 | クジラ・イルカ・バードウォッチング大人8,800円/子ども4,400円 |
支払い方法 | 電子マネー、バーコード決済利用可 |
公式サイト・SNS | 知床ネイチャークルーズ/Instagram |
標津サーモン科学館
道の駅知床らうすから南下すること車で約50分、北海道で有数の水揚げ量を誇るサケの町標津町にある標津サーモン科学館に到着します。
サケ科の魚類だけではなく、標津の海の魚が展示されている海水大水槽や、根室海峡の魚が泳ぐ中水槽といった見る施設だけではなく、チョウザメの指パク、ドクターフィッシュ、イトウなど水槽の魚のえさやりなど体験型のイベントが多いのが特徴。また、遊具や芝生が整備されているので、小さなお子さんの休憩にもおすすめの場所です。
隣接している標津サーモンプラザでは、海鮮などのお土産の購入やレストラン(洋食が中心です)の利用が可能です。
住所 | 標津郡標津町北1条西6丁目1番1-1号 |
電話番号 | 0153-82-1141 |
営業時間 | 9:30~17:00(2月・3月・4月・11月の休館日は水曜日。12月~1月は冬季休館となります) |
入館料 | 一般650円、小中学生200円 |
駐車場 | 乗用車272台、バス15台 |
公式サイト・SNS | 標津サーモン科学館/X/Facebook |
標津サーモン科学館から車で約30分、中標津市街地からは15分の場所にあります。標高270mと高くはありませんが、周囲は牧草地帯となっているため、330度の緑のパノラマが楽しめます。さらにその先には根室海峡が広がり、天気が良いと国後島まで見渡せますよ。
視界を遮るものがないので日の出や夕日、星空の観測スポットとして有名です。
4日目の野付半島観光の拠点となる標津・尾岱沼周辺に宿泊します。1日目2日目の宿は、温泉&地場のとれたて食材をふんだんに味わえるところをご紹介してきましたが、3日目は少し趣向を変えた宿をチョイスしました。
自然の中にあるかわいい家に泊まれる「小さな森の貸し切り宿Forest-House-Ranapirica」、著者が営む野付半島近くのゲストハウス「尾岱沼ネスト」、雑木林の中に佇むペンション「田舎家グリーングラス」などがあります。
独特な自然環境を持つ野付半島で野鳥や花、動物などを観察した後、根室方面へと下がり、そこから釧路まで点在する岬を巡っていきます。夜は幣舞橋で夜景を堪能し、釧路駅周辺に宿泊します。
8:00〜野付半島周遊(ナラワラ、トドワラ、野付埼灯台)
9:00着野付半島ネイチャーセンター⇒11:00発野付半島ネイチャーセンター
12:20着道の駅スワン44ねむろ(昼食)⇒13:00発道の駅スワン44ねむろ
13:40着落石岬⇒14:30発落石岬(または本土最東端の納沙布岬)
15:40着霧多布岬⇒16:00発霧多布岬
16:40着涙岬⇒17:00発涙岬
17:40着愛冠岬⇒18:00発愛冠岬
19:10着幣舞橋
19:30~釧路駅周辺に宿泊
宿泊場所から10分~30分ほどで野付半島に行くことができるので、先端に向かって進んでいきます。
途中で「ナラワラ」が右手に見えてきます。ナラワラとは、ミズナラなど広葉樹が立ち枯れたものをいい、幻想的な光景が広がっています。
そして、野付半島ネイチャーセンター前に駐車し、遊歩道を歩いていくとトドワラを見ることができます。
トドワラとはトドマツの原っぱという意味で、かつてはトドマツやエゾマツなどの原生林が広がっていました。
しかし、地盤沈下によって海水が浸食して、立ち枯れした木々の森となりました。その枯れ木も風化によって少なくなっていて、いずれこの景色は見られなくなるといわれています。
遊歩道を進んでいくと桟橋が現れ、まさに「この世の果て」感を間近で感じることができます。
そして、野付埼灯台は別名「竜神埼灯台」とも呼ばれており車止めまで行き、そこからは徒歩で先に進めます。
灯台までの道の周辺は荒涼とした中にも、夏の時期はハマナスやハナショウブなどの花が咲き、緑の草原にオレンジ色や紫色が混じる童話のような光景が見られます。また、青い空が広がる拓けた場所にポツンと佇む白亜の灯台を見ていると、地の果てにやってきた感覚を味わえますよ。
野付埼灯台に並ぶように地蔵が立てられており、オホーツク海や野付半島の自然を見守っています。
住所 | 野付郡別海町野付 |
電話番号 | 0153-82-1270(野付半島ネイチャーセンター) |
駐車場 | あり(簡易トイレあり) |
公式サイト | 野付半島ネイチャーセンター |
野付半島ネイチャーセンター、日本最大の砂嘴である野付半島についての情報を発信している施設です。
自然や歴史の展示のほか、オリジナルグッズの販売、別海町限定商品「白い野付ホタテカレー」などが購入できる売店、別海ジャンボホタテバーガーが味わえるレストランなどが入っています。
一年を通じて、野付半島ネイチャーセンターが主催するさまざまなツアーが組まれていますが、夏の時期におすすめなのがトドワラ往復コース(100分程度)。遊歩道を進みながら、野付半島のシンボルともいえるトドワラを始め、野付半島に自生する植物や野鳥、動物を観察できます。
なお、ツアーは事前予約が必要なので注意してください。
住所 | 野付郡別海町野付63番地 |
電話番号 | 0153-82-1270 |
営業時間 | 4月~9月は9:00~17:00 10月~3月は9:00~16:00 (12/31~1/5は休館) |
入館料 | 無料 |
ツアー参加料 | トドワラ往復コースは大人4,300円、小学生2,150円 自然観察・バードウォッチングコース(180分程度)なら大人6,500円、小学生3,250円など |
駐車場 | 乗用車50台(無料) |
公式サイト・SNS | 野付半島ネイチャーセンター |
野付半島ネイチャーセンターから車で1時間19分、日本本土最東端にある道の駅です。国道44号線沿いにあるアクセスの良さながら、施設からは2005年にラムサール条約に登録された風連湖が一望できます。
駅の名前の由来ともなった日本最大のオオハクチョウの飛来地となっていますが、実際に見られるのは春と秋のみ。夏にはオオハクチョウは見られませんのでその点は注意してください。
展望台からはもちろん、ガラス張りのレストランからも野鳥や自然を見ながら、根室名物のエスカロップや花咲ガニラーメンなどを味わうことができます。
住所 | 根室市酪陽1番地 |
電話番号 | 0153‐25-3055 |
開館時間 | 4月~10月は9:00~17:00 11月~3月は10:00~16:00 月曜日・祝祭日の翌日・年末年始は休館 |
レストラン営業時間 | 11:00~15:30(ラストオーダーは15:00) |
駐車場 | 乗用車50台、身障者2台(無料) |
公式サイト・SNS | 道の駅スワン44ねむろ/X/Instagram/Facebook |
道の駅スワン44ねむろから車で26分、根室半島の付け根に位置する岬です。岬内が環境保全地区となっているため、ゲート前の駐車場に車を停め、岬までは片道2㎞の木道を歩きます。
国の天然記念物に指定されているサカイツヅジが自生する貴重な場所であり、アカエゾマツや草木の生える台地を進んでいくと、40mの断崖絶壁に建つ落石岬灯台が見えてきます。
日本の灯台50選にも選ばれた赤と白のコントラストが美しい灯台で、周辺に生息するエゾシカや夏に多く発生する海霧などと合わさると、日本とは思えない幻想的な景色が味わえます。
住所 | 根室市落石西 |
電話番号 | 0153-24-3104(根室市観光協会) |
駐車場 | 約5台(無料) |
公式サイト・SNS | 根室市観光協会 |
落石岬から車で1時間7分、野生のラッコの生息地として有名な観光地です。正式名称は湯沸岬ですが、アザラシを多く見かけることからトッカリ(アイヌ語でアザラシの意味)岬と呼ばれることも。
その名のとおり霧の発生が多い場所ですが、岬の先端にある湯沸灯台までの道すがらには、夏にはエゾカンゾウやヒオウギアヤメ、ノハナショウブ、タチギボウシなど色とりどりの花が咲きます。
住所 | 浜中町湯沸 |
電話番号 | 0153-62-2111(浜中町商工観光課) |
駐車場 | 50台 |
公式サイト | 浜中町/浜中町観光協会 |
霧多布岬から車で26分、駐車場から人工物のない草原を海風に晒されながら歩き、途中で涙岬と立岩への分岐を通り、涙岬までは徒歩10分ほどです。
断崖絶壁に散る波と風の音の迫力に圧倒されますが、涙岬の由来はその昔、嵐の海に飲まれた青年を思って泣いている少女のように見えるから、といわれています。
近くの立岩は少女に向かう青年の姿とされています。
このような言い伝えを聞いた上で改めて波や風に耳を澄ませると、お互いを思い合う恋人たちの悲しい声に聞こえるかもしれませんね。
住所 | 浜中町道有林19 |
電話番号 | 0153-62-2111(浜中町商工観光課) |
駐車場 | 23台 |
公式サイト | 浜中町/浜中町観光協会 |
涙岬から車で27分、厚岸湾に突き出ている岬で厚岸の代表的な名所になります。駐車場にはお土産などを販売する観光サービスセンターがあり、そこから徒歩7分で岬に到着します。
80mの断崖にある岬からは、海鳥の生息地として知られる大黒島や眼下に筑紫恋海岸を望み、壮観な眺めが楽しめます。また、先端にある「愛の鐘ベルアーチ」を鳴らすと想いが叶うといわれており、カップルに人気の観光地となっています。
住所 | 厚岸町愛冠5番 |
電話番号 | 0153-52-3131(厚岸町観光協会観光商工課) |
観光サービスセンターの開館時間 | 5月1日~10月31日の10:00~15:00
(月曜は休館) |
駐車場 | 大型バス2台、乗用車30台(トイレあり) |
公式サイト | 厚岸町/厚岸町観光協会 |
愛冠岬から車で1時間5分、釧路市を流れる釧路川の最下流部にかかる橋で、札幌の豊平橋、旭川の旭橋と並ぶ北海道三大名橋。世界を旅した船乗りたちが、「釧路の夕日は3本の指に入るほど美しい」と称賛した、世界3大夕日のひとつに数えられる絶景スポットでもあります。
しかし、「霧の街」として知られる釧路は、夏は霧に包まれることが多いので、綺麗な夕日が見られるのは稀です。
釧路港など周辺をオレンジ色に染め上げながら沈む太陽は、一方で橋の欄干や上に建つブロンズ像をシルエットとして浮かび上がらせます。そのコントラストが息を飲むほどに美しく、切り取った写真はヨーロッパの街並みを彷彿とさせます。
また、幣舞橋は夜景もとても美しく、高層ビル群のような派手さはありませんが、ライトアップされた橋や街の灯りが川面に溶け込み、静かな時の移ろいをいつまでも眺めていたいようなノスタルジックな景色を楽しめます。
住所 | 釧路市北大通1 |
電話番号 | 0154-31-1993(釧路観光コンベンション協会) |
駐車場 | 有料駐車場あり 河畔有料駐車場(202台)の利用の場合、8:00~22:00は30分110円、22:00~翌8:00は60分110円 |
公式サイト・SNS | 釧路・阿寒観光公式サイト |
釧路の夕日や夜景を楽しんだあとは、駅近くのホテルでゆっくりと英気を養いましょう。幣舞橋のすぐ近く、海鮮丼などの朝食が人気の「天然温泉幣舞の湯ドーミーイン釧路」、立地の良さやウェルカムバーのフリードリンクサービスが嬉しい「天然温泉丹頂の湯スーパーホテル釧路」、部屋から見える夜景や接客の良さに定評のある「釧路センチュリーキャッスルホテル」などがあります。
夕食のないプランの場合は、夕食は北海道第4のラーメンといわれる釧路ラーメンが味わえる「ラーメン工房や魚一」や「河むら」、釧路のソウルフードスパカツの名店「泉屋」、釧路発祥の炉端焼きが楽しめる「炉ばた鱗」や「番小屋」など地元ならではのお店がおすすめです。
また、北海道最古の屋台村といわれる「赤ちょうちん横丁」には個性的なお店が集まっているので、飲み歩きたいという人はこちらもおすすめです。
国の特別天然記念物を近くで観察したり、ラムサール条約に登録されている日本最大の湿地を電車とカヌーから眺めるなど、釧路でしかできない貴重な体験をして最終日を締めくくります。
8:00着和商市場(朝食)
9:15着釧路市丹頂鶴自然公園⇒10:00発釧路市丹頂鶴自然公園
10:30着釧路駅⇒11:06発くしろ湿原ノロッコ号片道のみ乗車(昼食)
11:51着塘路駅⇒12:00発カヌー体験
14:00~15:00発ノロッコ号で塘路から釧路駅へ
和商市場の名物は、市場内にある対象のお店に並んだ新鮮な海鮮ネタから、自分で好きなものを選んで作れる「勝手丼」。好きな魚を思う存分選んでもよいですし、ウニ、イクラ、えび、ほたてなどを少しずつ並べてもOK。
ご飯の量が選べて、酢飯を用意しているお店もありますし、刺身のみの食事も可能です。オリジナルの丼ぶりは醤油をかけてもらい、市場内のイートインスペース(パティオ)で食べられます。
生ものが苦手な人は、焼き魚や煮付けなどが食べられる「市場亭」もあるので安心です。
なお、公式サイトには勝手丼の割引クーポンがあるので、和商市場を訪れる際はぜひ活用してくださいね。
住所 | 釧路市黒金町13丁目25 |
電話番号 | 0154-22-3226 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
駐車場 | 地下駐車場(2時間無料)または釧路駅西商店街駐車場(目の前にあり・30分無料) キャンピングカーの専用駐車場は事前予約が必要 |
公式サイト・SNS | 和商市場/X/Instagram/facebook |
和商市場から車で23分の場所にある一年を通じてタンチョウの観察が行える施設で、タンチョウとの共存を目指した保護活動を行っており、柵の中のタンチョウをゆっくりと見学できます。
タンチョウはつがいと一生添い遂げることから、夫婦円満の象徴ともいわれています。特に毎年5月~6月にはヒナが誕生し、タイミングが合うと夫婦のタンチョウが仲良く子育てをする姿が見られることもあります(ヒナの状況はホームページより確認してください)。
施設にはタンチョウが観察できる園路のほか、展示室やレクチャー室、タンチョウをモチーフにしたグッズを販売している売店などがあります。
住所 | 釧路市鶴丘112 |
電話番号 | 0154-56-2219 |
営業時間 | 4月10日~10月14日は9:00~18:00 10月15日~4月9日は9:00~16:00 祝祭日と12月31日~1月3日は休館日 |
料金 | 一般(高校生以上)は480円、小中学生は110円、以下は無料 |
駐車場 | 85台 |
公式サイト・SNS | 一般社団法人釧路市公園緑化協会/Facebook |
釧路市丹頂鶴公園から車で26分、釧路駅に向かいます。車を駐車した後、釧路駅から釧路湿原内を電車でのんびりと走る観光列車ノロッコ号に乗車します。
ノロッコ号は普通客車1両と展望車3両の4両編成で、釧路湿原の雄大な自然を眺めるなら展望車のチケット購入が必要です。展望車には家族やグループに最適なボックス席や、夫婦やカップル、2人連れの友達同士などにおすすめのベンチ席があります。
車窓からは、釧路湿原の美しい景色と、エゾシカやタンチョウなどの野生動物の姿を眺めることができます。
なお、ノロッコ号のチケットはこの後のカヌー体験のため、ツアー内容によって必要な行先を購入してください。
昼食は釧路駅で購入の駅弁を持参して車内での飲食が可能ですが、ノロッコ号内でも車内販売をしています。
電話番号 | 011-222-7111(JR北海道電話案内センター) |
営業時間 | 例年4月29日~10月上旬(運転日は要確認) |
料金 | 釧路駅~釧路湿原駅までは440円、釧路駅~塘路駅までは640円(ともに片道) 展望指定席券は+840円 |
駐車場 | 釧路駅パーク&トレイン駐車場の利用が可能(500円・予約の必要はなし)316台 |
公式サイト・SNS | JR北海道/X(TRAIN TRIP) |
塘路駅や細岡駅など、企画会社によって出発点が違いますが、ノロッコ号と組み合わせてカヌー体験が行えます。
ReRaの場合は、塘路駅に集合後にカヌーで細岡カヌーポートまで移動し、現地解散となります。釧路駅までの移動手段を考えておく必要がありますが、時期によって釧路駅での解散が可能なので問い合わせてみましょう。
Grace fieldでは、塘路駅から13:02発のしれとこ摩周号に乗り13:21遠矢駅で合流後、カヌーで下ります。ツアー終了後は、釧路市内へ送迎してもらえます。
Marsh&Riverのノロッコ号接続コースでは、釧路駅から細岡駅まで片道でノロッコ号に乗車後、駅までスタッフが迎えに来てくれるので川まで移動し、カヌーを楽しみます。岩保木水門に到着後に釧路マーシュ&リバーで解散となり、釧路駅までタクシーで移動します。
道東はかなり広いので4泊5日で王道の観光地をすべて周ることは難しいため、特に定番の場所を選びました。
移動やお土産探しなど、想定外に時間がかかるので、時間に余裕を持ったプランがいいでしょう。
道東の夏は霧が発生しやすいので運転には気をつけてください。それとともに、絶景スポットはもしかしたら何も見えないかもしれませんが肩を落とさないでください。
朝晩は冷え込むことがあるので、夏であっても羽織るものが1枚あると安心です。
また、道東はエゾシカの飛び出しが多いので、朝と夕方に運転する時は注意してください。
そして、ガソリンスタンドが何十キロもないというのは当たり前なので、こまめなガソリン補給をしてください。
遠くの野生生物を見たい場合は双眼鏡を用意しておくのもおすすめです。
モデルコースでは定番の観光地を紹介しましたが、夏の道東では楽しめることはたくさんあります。
さらに深く知りたい場合は以下の記事もご覧ください。
また、夏の道東旅行は服装にも要注意です。こちらもあわせて確認しておきましょう。