Wander Bar - Snacks and Drinks

 

Wander Bar-ひがし北海道観光情報メディアー

霧多布湿原や霧多布岬など絶景が集まる浜中町で訪れるべき観光スポット

北海道浜中町のおすすめ観光スポット

この記事を書いた人

あきお@釧路
東京から北海道の東、釧路を経て別海町へ移住!住んでいるからこそ伝えられる道東の濃い観光情報について発信しています。 twitter→@fallingooo

北海道の中でも浜中町という名前の知名度は低いですが、厚岸の東に位置するこの地域は断崖絶壁が続き絶景に恵まれた観光スポットです。

釧路から東に1時間ほどで厚岸に行くことができ、そこから30分くらいでこの浜中エリアがあります(画像は浜中町HPよりお借りしています)。

道東巡りをしていて浜中という名前は意識することはあまりないかもしれないですが、厚岸に行ったのであればついでに立ち寄りたい場所です

およそ300種もの高山植物や野草が咲くことから「花の湿原」と呼ばれる霧多布湿原や、太平洋の荒波に突き出した霧多布岬など、浜中町は貴重な自然と息を吞むような絶景を体感できる町です。

また浜中町は漁業と酪農が盛んで、乳製品や昆布製品などの美味しいグルメもいっぱいあるのでそちらもチェックしてみましょう。

なお、このエリアは夏は霧が発生しやすく、写真のように綺麗に晴れることは少ないので要注意です!

霧多布岬

霧多布岬

太平洋に突き出すように伸びた岬が「霧多布岬(きりたっぷみさき)」で、断崖絶壁が見られる絶景スポットで、浜中エリアでは絶対に立ち寄りたい場所です。

霧多布岬

絶景すぎる霧多布岬

霧に覆われることが多いため「霧多布岬」と通称で呼ばれていますが、正式な名称は「湯沸岬(とうふつみさき)」といいます。
また霧多布はアイヌ語のキタプ(カヤを刈る所)が由来なので、実は霧は全く関係ないのです。

ここは、トッカリ(アイヌ語でアザラシ)が観察できることからトッカリ岬と呼ばれることもあります。アザラシ以外にも運が良ければラッコも見られます。

駐車場から徒歩10分ほど歩いた岬の先端には「湯沸灯台」があります。「湯沸灯台」は、平成28年に日本ロマンチスト協会より「恋する灯台」として認定されたようです。

そして灯台の近くは、「霧多布岬キャンプ場」があり、夏には壮大な太平洋の絶景を眺めながらキャンプができる場所でもあるので、キャンパーの方はキャンプ場の候補地としてリストに入れておきましょう。

10月中旬頃までしか利用できませんが、太平洋と断崖に面したキャンプ場は霧多布の絶景を満喫することができます。

霧多布岬キャンプ場

夕日が美しい霧多布岬キャンプ場

バンガローとテントサイトどちらも利用できるので、キャンプ場を利用するのであれば近くの温泉施設ゆうゆで手続きをしましょう。ちなみに、テントサイトは無料で利用できるのでありがたいです。

アゼチ岬

アゼチの岬

アゼチの岬

「アゼチ岬」は、霧多布半島の西端から琵琶瀬湾に突き出した岬です。霧多布岬と比べるとマイナーな岬ですが、夏場は夕日の鑑賞スポットとして人気です。

「アゼチ岬」からは、晴れていれば、正面に小島、ゴメ島、奥に嶮暮帰島(けんぼっきとう)を見渡すことができます。

アゼチの岬

アゼチの岬から見える島々

岬の周辺の草原は、エゾカンゾウやヒオウギアヤメなどの野花の宝庫で、6月中旬から7月中旬にかけて見ごろを迎え、景色だけでなく花も楽しめるため、霧が多いこの季節、景色が見えなかったら花を楽しみましょう。

また、昆布漁が盛んとなる夏の時期には、早朝に昆布船が出漁する風景も見ることができます。

涙岬

涙岬入口の看板

涙岬入口の看板

またまた岬ですが、涙岬もおすすめです。

涙岬は数10mもの断崖が続く海岸にある岬で、言わずもがな絶景スポットです。

絶景の涙岬

絶景の涙岬

「なぜ涙?」への答えは、入り口の看板を見るとわかります。看板には次のような内容が書かれています。

昔、ニシン漁が盛んだった頃、厚岸の若者と霧多布の網元の娘が恋に落ちた。ある嵐の日、厚岸から船で霧多布へ向かう途中、ここまで来て船は座礁し若者は海へ消えてしまった。それを知った娘は、この断崖に立って泣きながら、海に向かって若者の名前を呼び続けていたという。

「涙岬」は、太平洋に向かって泣いている乙女の横顔に見えることから「乙女の涙」とも呼ばれているという悲しい背景があるのです。

霧多布湿原センター

霧多布湿原センター

霧多布湿原センター入り口

湿原といえば釧路湿原が有名ですが、浜中には霧多布湿原という湿原があり、湿原の雄大な自然が広がっています。

夏から秋にかけて、エゾカンゾウやコケモモ、ガンコウランなど、300種類もの花が見られることから「花の湿原」ともいわれています。

また、オオハクチョウやタンチョウ、オジロワシなどの鳥が訪れる野鳥の聖地でもあるので様々な楽しみ方ができる場所なのです。

「霧多布湿原センター」は、この霧多布湿原を一望できる高台にあるビジターセンターです。

霧多布湿原センターから見える霧多布湿原

霧多布湿原センターから見える霧多布湿原

建物の中には、展望ホール、きりたっぷカフェ、ミュージアムショップ、バードカービングや木のおもちゃの展示、津波の地層展示、図書コーナーなど見どころ満載なので、意外と時間を潰せます。

「きりたっぷカフェ」では、浜中町産のホエイ豚を使ったソーセージのホットドッグや浜中産のほっき貝を使用したカレー、浜中町の人気レストラン「ファームデザインズ」のチーズケーキなどが食べられます(日によってない場合もあります)。

霧多布湿原を見ながら休憩

霧多布湿原を見ながら休憩はいかが?

琵琶瀬展望台

霧多布湿原を一望するなら琵琶瀬展望台にもぜひ行ってみてください。

琵琶瀬(びわせ)という地名は、昔は琵琶瀬川でカラス貝を採取していたことからアイヌ語の「ピパ・セイ=貝殻・ある所」に由来するといわれています。

琵琶瀬展望台からの景色

琵琶瀬展望台からの霧多布湿原(夏)

霧多布湿原の南に位置する高台にある「琵琶瀬展望台」からは、北には広大な霧多布湿原の中を蛇行する琵琶瀬川、南には太平洋を一望できる360度のパノラマを楽しめ、「ザ・北海道!」という広大さを感じることができます。

釧路湿原とも違うこの風景は、夏もいいですが秋や冬は黄金色になるので、それもまた魅力的です。

冬の琵琶瀬展望台からの霧多布湿原

琵琶瀬展望台からの霧多布湿原(冬)

琵琶瀬木道

琵琶瀬木道

琵琶瀬木道の入り口

「琵琶瀬木道」は、霧多布湿原の中にある木道の中で、もっともポピュラーな木道です。

霧多布湿原は国定公園なので一般の人は立ち入ることはできません。
また、一見草原のように見えますが、土壌は湿っているので(湿った草原なので湿原です)立ち入るとズブズブと埋まってしまう可能性があります。

ここでは夏にはエゾカンゾウやアヤメを見ることができます。見られる期間が非常に短いので花好きでなくてもぜひ立ち寄ってみてください。

琵琶瀬木道のアヤメの群生

アヤメの群生

また運が良ければエゾシカや冬にはオオワシも見れるようなので、野生生物を見たいという人にもおすすめです。

霧多布温泉ゆうゆ

霧多布の温泉、ゆうゆ

北海道旅行では温泉は欠かせません。しかし、この辺りには温泉はなく、唯一あるのがこの「ゆうゆ」です。

「霧多布温泉ゆうゆ」は、浜中町の中心部である霧多布市街地を望む湯沸山の一角に建てられた温泉施設です。
大浴場や露天風呂からは、サンセットが見ることができます。

ドライサウナ、ミストサウナ、ふれあい風呂など設備が充実しているので、ゆったりとくつろげます。

館内には他にも、リラクゼーションスペースや売店、遊び広場、ご当地メニュー「霧多布こんぶらーめん」や「冷やし霧多布こんぶつけめん」などが人気の「レストランきりたっぷ」があります。

あんかけ焼きそばも人気なようです

浜中町ふれあい交流・保養センター「霧多布温泉ゆうゆ」

■所在地:北海道厚岸郡浜中町湯沸432番地
■休館日:無休
■ホームページ:https://kiritappu-yuyu.com/

モンキー・パンチの生まれ故郷を感じる

浜中町のルパン

浜中町は、「ルパン三世」の原作者である漫画家モンキー・パンチ氏の生まれ故郷だということを知っている人は少ないのではないでしょうか?

ルパン三世登場40周年の記念作品としてテレビで放映された「ルパン三世 霧のエリューシヴ」は浜中町を舞台として描かれています。

「浜中町総合文化センター」の中にあるモンキー・パンチ氏の仕事部屋を再現した「AGITO」には、ルパン三世をはじめモンキー・パンチ氏の作品などに関連した品々が展示されています。

また、「浜中町総合文化センター」の1階には、ルパン三世の愛車である「FIAT500チンクエチェント」の実車が展示されていて記念撮影ができます。

茶内駅にあるルパン

茶内駅にいるルパン

駅前にもルパンのキャラクターのオブジェがあって撮影できますので、興味のある人は行ってみてはいかがでしょうか

より自然を満喫するならアクティビティやキャンプを!

浜中町には、霧多布湿原をはじめとする大自然を体験できるツアーやアクティビティがいろいろあります。

定番なものとしては霧多布湿原を流れる琵琶瀬川や湖沼をカヌーでめぐるツアーがあります。

霧多布湿原の中を下るカヌー体験

霧多布湿原の中を下るカヌー体験

カヌーにはガイドが同乗して霧多布湿原の自然について詳しく解説してくれるので、ただ展望台から湿原を見るのとは全く違う楽しみがあります。
タイミングがよければ、タンチョウやオジロワシ、エゾシカ、キタキツネなど、北海道の貴重な野鳥や動物に出会えることもあります。

また、霧多布湿原や霧多布岬などで、トレッキングやバードウォッチングを楽しむツアーもあります。

夏は花が咲き誇る湿原の景色を、冬は凍てつく湿原と冬鳥など、浜中町の四季それぞれの自然が楽しめます。

他にも、波打ち際を乗馬してトレッキングする「ホーストレッキング」や、坂道でも楽に登れる「e-bike」でのサイクリングなど、魅力的な体験ツアーやアクティビティがたくさんたくさんあります。

嶮暮帰島(ツアー)

「嶮暮帰島(けんぼっきとう)」は、琵琶瀬漁港の沖合に浮かぶ無人島です。故ムツゴロウ(畑正憲)さんが、その昔動物と暮らした島として有名です。

島にはスズランやエゾカンゾウ、エゾリンドウなどの群落が手つかずのまま残されていて、貴重な動植物の宝庫です。世界最小の動物といわれるトウキョウトガリネズミやコシジロウミツバメなど希少な生物の生息地にもなっています。なお、「嶮暮帰島」への入島は、指定されたガイドの同行が必要です。

新着情報